続・奇妙な学園

□おのれ
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『と、いうことで遊びに来ました!』


「帰れ。」


顔を見せた瞬間に一蹴された。辛い。

お兄ちゃんといいポルナレフといい、私にもっと優しくして欲しいよ.....。


『女の子にはもっと優しくするべきだと思うんですけど。』


「は?どこに女の子がいるんだよ。」


『ポルナレフさんの家ってバリカンありますか?』


「悪かった。」


バリカンでコイツの髪の毛を刈ってやろうと思ったんだが.....。
仕方ない、謝ったから許してやるか。


『ポルナレフさん、構ってください。』


「こっちは仕事中だ。ガキのお守りしてる暇はねーんだよ。」


『お客さんいないのに?』


「うっせ!品出しとかあんだよ!」


ポルナレフが怒りながら店の奥に引っ込んでいった。
ポルナレフまでいなくなるとは....暇だ。


ふと、視界の端に何か見え、何だろうと思い振り返ると、イギーがいた。


イギー!!

ふおお!こんなにしっかりと見たの初めてだ!初めてイギーを見たときはシェリーと話しててそこまで見れなかったし、その次に来た時はイギーいなかったし....。


....触りたい。でも怒りそうだよなぁ。手とか噛まれたら怖い。まぁ噛まれた場合はポルナレフに文句言うけど。


『あ、そういえば....。』


ふと、あることを思い出し鞄の中を漁る。
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