リクエスト作品
□本当の気持ち
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シャドウがソニックをデートに誘った。
勿論シャドウからしたら一生一代の大チャンス、コレを逃せば後は無い
何回も練習してセリフも覚えたし、プレゼントも最高の物を用意した…
でも…デート当日ソニックはシャドウ
からのプレゼントを受け取らなかった…
何故、折角用意したプレゼントを受け取らなかったのか…僕にはわからなかった
"ソニックの為に"用意したとても高価な物だ、"ソニックの為に"僕が悩みながら選んだ最高の贈り物を…何故…
ちゃんとセリフも言えた…シチュエーションも完璧だった…なのに何故…彼は…
「気持ちは嬉しいけどさ…シャドウ…きっとそれは本当の愛じゃない…もし、お前が本当にオレを思ってくれているのなら…物なんかより…お前の心からの愛を…オレにくれよ…?」
彼は僕にそう言うと、俯いてしまった。
僕は…なんて愚かだったんだろう…
金では買えない物がある、とよく言うが確かにそうだ、金や物では彼の心は動かない、どんなに珍しい物でも…例え、彼の好物のチリドックだとしても…彼はyesとは答えないだろう…
ならばどうするか…勿論、僕の心からの思いを…本当の気持ちを彼にぶつけるだけだ、それでも彼がNOと答えるのならば僕は大人しく彼から手を引こう…それが今の僕に出来る…唯一の事だ
僕なら出来る…きっと………!
「ソニック…」
「…なんだ…?」
「すまなかった…僕が間違っていた…」
「…!…良いんだ…気づいて貰えたなら…それで」
「…僕は…君が好きだ、ソニック…愛している…」
「…シャドウ…///」
顔をほんのり赤く染めるソニック
「…だから…僕と…〇〇〇〇〇〇〇!」
心からの思いを伝えると、ソニックは目に涙を溜めながらも微笑んで……
「…yes…///」
と答えてくれた…
それからと言うもの、僕達は幸せに暮らしている…
おしまい