リクエスト作品

□本当の気持ち
1ページ/2ページ






シャドウがソニックをデートに誘った。

勿論シャドウからしたら一生一代の大チャンス、コレを逃せば後は無い
何回も練習してセリフも覚えたし、プレゼントも最高の物を用意した…


でも…デート当日ソニックはシャドウ
からのプレゼントを受け取らなかった…




何故、折角用意したプレゼントを受け取らなかったのか…僕にはわからなかった
"ソニックの為に"用意したとても高価な物だ、"ソニックの為に"僕が悩みながら選んだ最高の贈り物を…何故…

ちゃんとセリフも言えた…シチュエーションも完璧だった…なのに何故…彼は…


「気持ちは嬉しいけどさ…シャドウ…きっとそれは本当の愛じゃない…もし、お前が本当にオレを思ってくれているのなら…物なんかより…お前の心からの愛を…オレにくれよ…?」

彼は僕にそう言うと、俯いてしまった。


僕は…なんて愚かだったんだろう…
金では買えない物がある、とよく言うが確かにそうだ、金や物では彼の心は動かない、どんなに珍しい物でも…例え、彼の好物のチリドックだとしても…彼はyesとは答えないだろう…

ならばどうするか…勿論、僕の心からの思いを…本当の気持ちを彼にぶつけるだけだ、それでも彼がNOと答えるのならば僕は大人しく彼から手を引こう…それが今の僕に出来る…唯一の事だ

僕なら出来る…きっと………!


「ソニック…」
「…なんだ…?」
「すまなかった…僕が間違っていた…」
「…!…良いんだ…気づいて貰えたなら…それで」
「…僕は…君が好きだ、ソニック…愛している…」
「…シャドウ…///」

顔をほんのり赤く染めるソニック




「…だから…僕と…〇〇〇〇〇〇〇!」

心からの思いを伝えると、ソニックは目に涙を溜めながらも微笑んで……

「…yes…///」

と答えてくれた…
それからと言うもの、僕達は幸せに暮らしている…

おしまい
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ