オリジナルの世界

□明るく生きよ、この世界!
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ぼく、音無 アツキは高校1年生の普通の女の子

否、普通ではないかもしれない

理由はおいおい話して行くとして、とりあえず、ぼくは普通の高校1年生なんだよ

「わかるかな、ユズルさん」

目の前にいる彼、赤築 ユズル、23歳独身、職業は…







陰陽師







彼はかの安倍晴明の生まれ変わりであり、力も強い

今が幽霊なんてものを信じていない時代でも彼は陰陽師だけで食べて行ける力があるのに

ユズルさんは陰陽師以外にもう一つ、職業がある

「こら、俺の事はユズル先生って呼んでよ」

そう、先生
しかもぼくの担任

さらに言ってしまえぱ
オカ研、つまりオカルト研究部の顧問
そしてぼくはそこに所属している

「てか、幽霊や妖、悪魔を見て、触れて、祓える女子高生は普通じゃないよ」

ニコニコと笑顔で言うユズルさんは腹黒だと思う

まぁ、事実だけれど

あっちの世界の住人に、ぼくは接触できる
祓う事も、話す事も、触る事も、見る事も出来る

幼い頃からずっとそうだった

まぁ、普通じゃない理由の1つだよね

「否、ぼくは普通でありたいんだよ、ユズルさん、ぼくは普通でありたい」

じっと目を見て言えば、ユズルさんは困った様な顔をした


「それは…その……」


解っているのにいうぼくは、意地が悪いんだろうな





















無理なんだから、普通なんて
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