お話
□悪魔くんの純情 3
3ページ/3ページ
「ふーん?そっかぁ」
「ふぁっ…ん、ぅっ」
俺がシュコシュコとガルのおちんちんを扱くと、ガルは可愛らしい声を漏らす。ガルのソレはみるみる硬くなっていった。
「きもちい?」
「ふっ…んぁ、ぁ…」
「…でもまだイっちゃだめだよ?」
俺はぬるぬるしはじめたソコから手を離した。
そしてガルの履いているスボンに手を掛ける。
「ガル、脱がせるから腰浮かせて」
「は、はあ!?脱がせるなどそんなっ、は、恥ずかしいこと…っ」
(『そんな恥ずかしいこと…』)
ガルはうろたえていた。俺は思う。
(脱がされたことも脱がしたことも無いんだろうな…きっと)
無理やり浮かさせても良いのだけれど、嫌がられたら強要はしたくない。
「ねぇガル…」
耳元に口を寄せる。
「好きだよ」
「…っ」
耳まで赤くなる悪魔。
脱がすよ?、と俺がズボンを下げる動作をするとガルは少しだけ、ほんの少しだけ腰を浮かせてくれた。
可愛い。
俺はガルの尻の穴に指をはわせる。途端にガルが抵抗し出した。
「なっ貴様、どこ触って!?」
「ん?おしりの穴」
「何を考えている!?」
「人間界ではね、男同士のえっちのときはココ使うんだよ。」
「そ、んな…」
ガルは戸惑っているようだった。
「悪魔界でもえっちの時に尻って使うんでしょ?」
「そ、そんなこと…知らない…」
ガルは顔を赤らめる。
「え、」
「そ、そんな恥ずかしいこと…知らない…」
「………」
…どこまで純情なんだ、この悪魔は。
「ガル、今日は最後までしないから指だけ入れてみよっか」
「…指だけ?」
何を言っているのかわからない、といった顔をする悪魔。
俺はガルの先端のぬめりを利用し、後ろの穴にツプリ…と指を挿れる。
「痛…っ」
「ごめんね、痛い…?」
ガルの後ろの穴は本当に使われていないようで、ガルは痛がっている。
「馴染むまでこのままにしておくよ」
「…つ、」
痛みからすっかり萎えてしまったガルのおちんちんを揉む。そうしていると次第に尻の穴も異物に馴染んできた。
「落ち着いてきた…?お尻」
聞くと、ガルがコクンと頷く。それを確認して俺は尻に挿れている指をナカでゆっくり動かした。
「どう?お尻きもちい?」
ガルは眉間にシワを寄せている。
「…気持ち、よくない…」
「それもそっか、初めてだもんね。じゃあ、今日はおちんちんも一緒に弄ろうか」
俺は尻の穴に挿れた指を抜き差しすると同時に、くちゅくちゅとガルの性器を刺激する。
「ふぁっ…あ、ぁん…っ」
ガルはピクピクと身体を震わせる。ナカで動かす指は、前立腺を探した。
(…てか悪魔に前立腺はあるのか?)
「あ、ぁ、んんっ」
「ガル…今はまだ快楽はないけど、お尻の穴にも意識を回して…」
俺が言うと、ガルのアナがきゅんと締まった。
「ふ、うぅんっぁぁ、っ」
「ガル…イこっか」
「ぁ、あぁんっも…、イ、く…」
ぐちゅぐちゅ音を立てて俺はガルのおちんちんの先っぽを刺激する。尻の穴の指も、より一層激しく出し入れした。
「ほら、」
「あぁっあん、……やぁあっ!」
ビクビクッ
ガルは身体をビクつかせて射精した。
-------
「ガル、今日はありがと。晩ごはん美味しかった」
事が終わってガルが悪魔界に帰るとき、俺は言った。
「またご飯作りに来てよ。たまーにでいいからさ。俺に会いに来て」
ガルはベランダから俺を振り返る。
「べ、別に今日は気が向いたから来ただけだ!そもそもあ、悪魔が貴様ら人間と共に時間を過ごすというのはあまり好ましいことでは無いのだっ」
「でも今日来てくれたよね」
「そ、それは…けいすけを傷つけてしまった詫びだ…」
ガルは視線を泳がせる。
「ねぇガルって誕生日とかあるの?」
急に俺は話題を振る。
「誕生日…?」
「そう」
「……、人間の暦では今から1週間後くらいにあるが、誕生日などは普通気にしない」
「その日さ、俺のこと来てよ。ガルの誕生日祝ってあげる。だから来て」
「だから我々が人間と過ごすというのは…っ」
「はいはいそれはわかったから」
俺はガルの背中を押す。
「じゃあね、待ってるから」
「……っ」
そう言ってガルの頬に口付たら、またガルのほっぺたが赤くなった。
fin...
↑萌えましたら(о´∀`о)