FAIRYTAIL

□ルーシィ・ハートフィリア
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上から落ちてきたのは魔力を失ったマスター。


「魔力が・・ワシの魔力が・・」


「マスター!!!」


エルザがマスターに駆け寄り、状態を確認しとる。
妖精の尻尾の皆を見渡せば、明らかに動揺が走っとる。
これじゃあ戦力だけやのうて士気まで低下する。


「撤退だ――!!!!全員ギルドへ戻れ――!!!!」


同じ事を危惧したエルザが全員にそう言い放つ。


「マスターなしではジョゼには勝てん!!!撤退する!!!命令だ!!!!」


皆エルザの命令に渋々従っとる。
けど、ナツだけは違った。
ナツは幽鬼の支配者の一人を捕まえてどこかに行く。


「ナツ!!!どこ行く気や!!」


「ルーシィが捕まった!!助けてくる!!!」


ルーシィが?
ルーシィはレビィたちのとこにいるはず・・・・・
クソッ


「任せたで!!!」


「おぉ!!!!」


ルーシィのことはナツに任せて大丈夫やろ。
今はこっちの問題を・・・・


「こんな所で避けるかよ!!!レビィたちの仇をとるんだ!!!」


グレイはそう言って残ろうとする。
けど、エルザがそれを止めた。


「頼む・・・・今は退くしかないんだ・・・・マスターの抜けた穴は大きすぎる・・」


「グレイ、今は戦力やのうてマスターが抜けた事で出来た精神的な面でのもんが落ちてる。今は退くんが最善や」


「クッソが!!!」
 

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