FAIRYTAIL

□月ニ叢雲 花ニ風
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「ぬぁああぁっ!!!!漢漢!!漢ォ!!!漢なら・・漢だぁああぁあっ!!!!」


相変わらず五月蠅いし意味分からん。
それでも一気に片付けてくれるから楽やけど。


「エルザ!!!シルヴィア!!!ここはおまえたちにまかせる」


「「!」」


「ジョゼはおそらく最上階。ワシが息の根を止めてくる」


「お気をつけて」


「マスター、嫌な予感がする。気ィつけて」


最上階に向かうマスターにそう声をかけて駆逐に戻る。


「はァ――!!!!」


マスターがいなくなるとほぼ同時に頭上から男が落ちてきて、ナブとウォーレンを仲間ごと攻撃する。


「来いい!!!クズども、鉄の滅竜魔導士ガジル様が相手だ!!!」


あれが鉄の滅竜魔導士のガジルか。
あ、早速エルフマンが仕掛けた。
けど相手の方が上。
やっぱり竜には・・・・


「ガジル――――――!!!!」


竜やないとね。


「オレが妖精の尻尾の滅竜魔導士だぁ!!!!」


ナツに吹っ飛ばされたガジルがナツを鉄に変えた腕で攻撃する。
けど、ナツはそれを受け止めて投げ飛ばした。
更に投げ飛ばした後に殴りつける。


「さすがだな」


「ホンマに」


エルザとともにナツを称賛する。


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


「っと、マスター、大分・・・」


「あぁ、これはマスター・マカロフの“怒り”だ。巨人の逆鱗・・もはや誰にも止められんぞ」


「ひ・・ひぃ!!!」


「ウソだろ!!?ギルド全体が震えて・・・・」


やから言ったやん。
誰を相手にしてんのか分かってへんなって。


「覚悟しろよ。マスターがいる限りオレたちに負けはない」


その通り。
でも、逆を言えば・・・・・・いや、やめとこ。
マスターが負けるはずない。
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