FAIRYTAIL
□時のアーク
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「くっそー!!!もたもたしてらんねぇ!!!一気にいくぞ!!!」
「手伝おか?」
「いらねぇ!!」
「さよか」
ナツと仮面の男の戦いがまた始まる。
仮面の男は水晶玉を使い、ナツを攻撃していく。
ナツはその水晶玉を壊すが、仮面の男の魔法、時のアークにより直り再びナツを攻撃する。
「くそ!!!止まった」
水晶玉を殴ろうとしたナツだが、その水晶玉が止まり空振る。
「それはもう・・・・時を止める事もできますぞ」
「それ・・・・人間には効かねーみてーだな」
「おやおや・・よい所に目をつける。正確には生物には効きません。だからこそウルであるこの氷の時間も元には戻せない」
「ハッキリいって、よおわからんなぁ。これ復活させてお前に何の得があんねん。リオンはそら倒せてそれでええかもしれんけど、他の奴等に何の得がある?」
「さあねぇ。私めはつい最近仲間になったばかりなのでね」
「んじゃ、オマエでいいよ。本当の目的は何だよ」
ウチの質問に続いてナツが質問すると、仮面の男は簡単に答えてくれた。
「ただ我がものにしたい。たとえ不死身の怪物であろうと操る術は存在するのです。あれほどの力、我がものにできたらさぞ楽しそうではございませんか」
「なんや」
「くだらねえな」
もっと他に理由があるんやと思ったらそんなくだらん事やとは思わんかった。
「あなた方にはまだわかりますまい。“力”が必要な時は必ず来るという事が・・・・」
「そん時は自分と仲間の力を信じる」
「妖精の尻尾の魔導士の力を」
「うぬぼれは身を滅ぼしますぞ。天井よ、時を加速し朽ちよ」
仮面の男が天井の時を進めて崩れさせる。
「どいつもこいつもくだらねえ理由で島を荒らしやがって・・・・・・・・もうガマンならねえんだよ!!!!」
ナツが仮面の男に突っ込んでいく。
仮面の男は岩をナツに向かわせるもナツはそれをいとも簡単に砕く。
「そういやオレにも時が操れるんだ。未来だ。一秒後におまえをぶっとばす!!!!
火竜の鉄拳!!!!」
「きゃあぁぁわわあぁぁっ!!!!」
ナツに殴られた仮面の男は女の様な悲鳴でぶっ飛ばされていった。
「お見事やな。さて、まだ問題は残っとるで?ナツ」
完全に復活してしもうたデリオラ。
ウチの計算やとデリオラは・・・・・・けど、その計算も間違っとったかな。