FAIRYTAIL
□グレイとリオン
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「もうコソコソするのはゴメンだ!!!」
ナツが陰から飛び出して、炎を上に吐いた。
「邪魔しに来たのはオレたちだァ!!!!」
すると当然ウチらに気づく彼等。
「何をしている。とっとと村を消してこい」
零帝はウチらのことが見えとるはずやのに、村を消せと言った。
「邪魔する者、それを企てた者。全て敵だ」
そら酷い自論や。
「てめえぇぇっ!!!!」
グレイがナツより先に飛び出しよった。
「その下らねえ儀式とやらをやめやがれぇぇ!!!!」
グレイが氷の造形魔法で零帝を攻撃するが、零帝も同じ氷の造形魔法で攻撃を受け止めた。
「リオン・・てめえ、自分が何やってるかわかってんのか?」
「え?」
「ふふ。久しいな、グレイ」
どうやら、知り合いのようやな。
それやったら、あんだけグレイが動揺しとったんも納得できる。
「何のマネだよ!!!コレぁ!!!」
「村人が送り込んで来た魔導士がまさかおまえだとはな。知ってて来たのか?それとも偶然か?まあどちらでもいいが・・・・」
零帝・・・基リオンの部下が村を消しに行ってしまう。
それをナツが止めようと動くが、
「よせ!!!ナツ!!!動くな!!!」
ナツの周りに冷気が漂い、ナツの体を凍らせてしまう。
「ハッピー!!ルーシィを頼む!!!シルヴィアも、さっさと逃げろ!!!」
「あい!!」
ハッピーがルーシィの服を持ち上げて飛んでいく。
それをリオンは見ていたが、グレイの攻撃でハッピーとルーシィから意識が逸れた。