FAIRYTAIL

□ナツVS.エルザ
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鉄の森の件も終わり、今日はナツがエルザに決闘を申し込む日や。
皆野次飛ばしに来とる。


「ちょ…・ちょっと!!!本気なの!?二人とも!!」


遅れてやって来たルーシィが前に出ようと必死。


「あらルーシィ」


「本気も本気。本気でやらねば漢では無い!!!」


「エルザは女の子よ」


ミラとエルフマンも決闘見に来たらしい。


「だって最強チームの二人が激突したら…・」


「最強チーム?何だ、そりゃ」


「あんたとナツとエルザとシルヴィアじゃないっ!!!妖精の尻尾トップ4でしょ」


「「はぁ?」」


あ、グレイと被ってもうた。


「くだんねェ!!誰がそんな事言ったんだよ」


グレイの後ろにいたミラが泣いてしまった。


「確かにナツやグレイの漢気は認めるが…・“最強”と言われると黙っておけねえな。妖精の尻尾にはまだまだ強者が大勢いるんだ」


オレとか、と言っとるエルフマンやけど、自分この間ナツとグレイに負けとったやん。


「最強の女も微妙だしね。エルザとシルヴィアがいい勝負だし」


「最強の“男”となるとミストガンやラクサスもいるし」


「“あのオヤジ”も外す訳にはいかねえな」


そういや、ここ数年見とらんな、あのオヤジ。
おったらおったで喧しいけど。


「私はただナツとグレイとエルザとシルヴィアが一番相性がいいと思ったのよ」


「あら?仲が悪いのが心配って言ってませんでした?」


「気にしたらあかんって」


「なんにせよ、面白い戦いにはなりそうだな」


「そうか?オレの予想じゃエルザの圧勝だが」


「確かになぁ」


睨み合う二人。
ナツの力は確かに強い。
けど、まぁ……土壇場やと予想以上の力出すし、まだ分からんか。
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