FAIRYTAIL
□最強チーム
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現れたのはバカでかい怪物。
「こいつァゼレフ書の悪魔だ!!!」
「ゼレフの…?」
あのゼレフが造り出した悪魔やて?
「腹が減ってたまらん。貴様等の魂を喰わせてもらうぞ」
「なにーーーっ!!!魂って食えるのかーー!?」
「知るか!!!」
「ナツ、着眼点ちゃうやろ」
しかもうまいのかと違うわ。
うまかったら食うんか?
「黒魔導士ゼレフ。魔法界の歴史上最も凶悪だった魔導士…・何百年も前の負の遺産がこんな時代に姿を現すなんてね…・」
いや、それよりも何百年も前の魔法が未だに続いている事にビックリやわ。
「さあて…・どいつの魂から頂こうかな」
ウチら一人一人を品定めするように見る呪歌は、ニヤリと笑い、
「決めたぞ。全員まとめてだ」
呪歌を吹こうとした怪物に向かって、ウチとエルザとナツとグレイが同時に駆け出す。
皆それぞれ怪物に向かって攻撃を繰り出し、総長達に向かった攻撃はグレイが止めてくれる。
「アイスメイク“槍騎兵(ランス)”!!!」
「有幻覚(オーン・ファントム)
アイスランス!!」
「今だ!!!」
グレイの合図でエルザは黒羽の鎧に換装し、ナツは右手と左手の炎を合わせた拳を、ウチは背後に回る。
「火竜の煌炎!!!!」
「有幻覚(オーン・ファントム)
ダークネスブロウ!」
最期のウチらの攻撃で怪物は倒れる。