FAIRYTAIL
□妖精たちは風の中
1ページ/4ページ
第三者side
地方ギルドマスター連盟定例会会場では妖精の尻尾のマスター、マカロフがルーシィの事を自慢していた。
そこへミラからの手紙が届く。
『総長、定例会ごくろう様です』
まずは無難な挨拶から始まり、それをマカロフはミラの事をまた自慢する。
『実は総長が留守の間、とても素敵な事がありました。エルザとあのナツとグレイとシルヴィアがチームを組んだんです』
マカロフの顔色がどんどん悪くなっていく。
『ね?素敵でしょ。私が思うにこれって妖精の尻尾最強チームかと思うんです。一応報告しておこうと思ってお手紙しました♡それでは〜』
ミラからの手紙が終わると、マカロフはその場に倒れた。
「(な・・なんて事じゃあっ!!!本当に町一つ潰しかねんっ!!! シルヴィアがいるが、あやつは面倒がってあの3人を止めんだろうし…・定例会は今日終わるし、明日には帰れるか…・それまで何事も起こらずいてくれぇぇぇっ!!!頼むっ!!!!)」
マカロフの願いも空しく、既に問題は起こしている最強チームであった。