FAIRYTAIL

□勝手にしやがれ!!
2ページ/3ページ

しかしそれにグレイが納得するはずもなく。


「見損なったぞ・・・・エルザ」


「何だと?おまえまでギルドの掟を破るつもりか。ただではすまさんぞ」


グレイの喉に剣を突きつけるエルザ。
その剣をグレイを素手で掴んだ。


勝手にしやがれ!!!これはオレが選んだ道だ!!!やらなきゃならねえ事なんだ


グレイの手からは血が滴り落ちる。


「最後までやらせてもらう。斬りたきゃ斬れよ」


エルザにそう言い捨て、グレイはテントを出た。
そんなグレイの後姿を見てエルザはギリッと奥歯を噛み締める。


「ちょ・・・・エルザぁ〜おおお・・・・おちついて・・・・・・・・!!!」


「そうそう。グレイは昔の友達に負けて気が立ってんだよぉ〜・・・・」


ルーシィとハッピーがエルザを宥めようとしてそう言うが、エルザはギロッとルーシィとハッピーを睨む。


「エルザぁ〜〜〜〜っ!!!!」


「ナツーー!!!助けてーーーーーー!!!」


ぱさりっ


エルザが斬ったのはルーシィとハッピーを縛っていた縄だった。
てっきり自分が斬られると思っていた2人は、きょとんとした表情になる。


「これでは話にならん。まずは仕事を片づけてからだ」


エルザの言った言葉に二人は喜ぶが、


「勘違いするなよ。罰は受けてもらうぞ」


「「あい」」


その一言で一気にテンションが下がっていた。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ