FAIRYTAIL
□ナツVS.波動のユウカ
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「なんて凶暴な炎だ。まさか噂に聞く妖精の尻尾の火竜とは貴様の事か!!?」
ナツの炎を喰らって平然としとる。
何をした?
「だがオレたちもかつては名のあるギルドにいた魔導士。そう簡単にはいかんよ」
犬耳の奴がケロッと起き上がる。
「魔導士ギルド蛇姫の鱗(ラミアスケイル)と言えばわかるかな?そうさ・・あの岩鉄のジュラがいた・・・・」
何やら語り出したけど、そんなん待っとるナツやな・・・・
「おぐわっ」
「な・・」
案の定ナツが最後まで話聞かんと2人に炎を浴びせる。
「き・・貴様・・人の話を最後まで聞かんか!!」
「知らん。どこのギルドだとか誰の仲間だとか関係ねえんだよ。おまえ等は依頼人を狙う。つまり仕事の邪魔」
「つまり、妖精の尻尾の敵っちゅーわけや」
「「戦う理由はそれで十分だ/十分や」」
ナツ一人でやる気みたいやし、ウチは観戦でもしとこっかな。
「トビー、手を出すな。コイツはオレ一人でかたづける」
「シルヴィア、コイツはオレが貰うぜ。シルヴィアはそっちの変な耳の奴やってくれ」
「ナツ一人でも十分やと思うけどなぁ・・・ま、ええわ」
何もせえへんかったらそれはそれで暇やし。
「波動!!!」
眉毛の奴は早速ナツに向かって攻撃をしかける。
「こんなものぶっ壊して・・・・・・・・!!」
ナツが眉毛の奴の魔法を壊そうとするけど、何か嫌な感じでもしたんか何もする事なく避ける。
「ほう。よく“性質”に気づいたな」
「いつまでもよそ見してんじゃねえよ!!!」
「ぉっと」
長く伸びた爪がウチを掠める。
「っ、」
ちょっと痺れるな。