火神君が嫌われています
□2話
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「っん…。」
目が覚めた時に見えたものは見慣れた自室の天井だった。確かストバスのコートにいた筈なのに。
ガチャッ
「大我!!良かったーwwwwもう心配したんだぞwwww!」
「カズ、笑いすぎ。ごめん。」
「いいよwww立てる?ご飯作っておいたから食べよう!」
「ありがとな」
少しよろけたがカズと一緒にリビングに行く。そこには皆がいて暖かい空間があって。俺が入った途端にタツヤが飛び込んできた。
「タイガァァァァ!心配したんだぞ。」
皆の温もりに触れて俺はまた泣いた。ご飯を食べて、これ以上隠すこともできないことを悟ったから、俺は何があったかを泣きながら全て皆に話した。