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□ベジータ成り代わり女主
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inカプセルコーポレーション
ブ「ベジータ、ベジータ、起きて。」
私「んー・・・」
ん?今の声って、まさか・・・?
私は頭から被っていた布団をゆっくり下げていくと、あのブルマさんがいた。
ブ「あら?ベジータ、あんた髪伸びた?それに、声も高くなってるような・・・」
私はブルマさんに言われて自分の体を見た。何故かだぼだぼになっている青いパジャマを着て、髪はSS4のように長くなっている。でも私が一番気になったのは、ブルマさんの私の二人称だ。
私「ブルマさん、私ベジータじゃ無いんですが・・・」
ブ「え、何言ってるのよ?どこからどう見てもあんた、ベジータよ」
あ、これ、駄目かもしれない。と考えていると、ブルマさんが、しまったという顔をした。
ブ「そういえば、性転換する薬飲ませたんだった・・・」
声には出さなかったが心の中で、やっぱりあんたか!っと思った。
ブルマさんは、私にここで待っててと言うと部屋を出ていってしまった。待っている間暇だったから改めて自分の体を見ていた。しばらくすると、ブルマさんが悟空を連れて帰ってきた。
空「ベジータ、おめぇ元からちっけぇのに、もっとちっこくなっちまったなぁ!オラ、驚いたぞ。」
・・・悟空さん、ベジータさんにも私にも失礼です。
私はため息をついたときに目を閉じた。すると、
ピピピピッピピピピッピッ…ガッ!
私「・・・夢か」
目が覚めてしまった。正直最後まで見たかったなぁ・・・最後ってどこまでが最後だろ。