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□部下組 東京喰種パロ
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※喰種捜査官と3人の喰種



























妹「また、我慢出来なかった…」

妹子の目の前には、食い荒らされた喰種捜査官の死体と、クインケの残骸があった。

妹「白鳩を殺しちゃったら皆に迷惑がかかるのに…」

妹子は、クインケの残骸を全て食べると、マスクをつけ直して喰種捜査官を背中に担ぎ、小学生の頃作った秘密基地へ運んだ。
秘密基地には、幼なじみの鬼男と曽良がいた。二人とも、妹子の担いでいるモノを見ると、呆れた顔をした。

曽「またですか、妹子さん」

妹「ご、ごめんなさい…」

妹子が捜査官を地面におろしながら謝罪をすると、呆れた顔から、心配の顔をした。

鬼「まぁ、妹子に怪我がなくて、良かったわ」

3人は、今までずっと支え合って生きてきた。白鳩に出会い殺されそうになった時も、飢えで苦しんだ時も、初めて仲間を殺してしまった時も、いつだって3人でいた。3人で乗り越えてきていた。いつの間にか、3人でいるのが、当たり前になっていた。

曽「とりあえず、コレをどうにかしましょう」

曽良の言葉で、捜査官を死体保管室へ移した。


一方、喰種対策局では妹子が殺した捜査官が上等捜査官だったため、そこにはとても強い喰種がいるとされ、上等捜査官3名出していた。

太「赤狐・・・」

芭「どうしたの?太子君」

太「いや、何でもないでおま。芭蕉さん」

閻「今回の駆逐対象でしょ?赤狐」

あと、黄鬼と青能面だったよね?と閻魔は芭蕉に言う。芭蕉は頷きながら駆逐対象のデータを見た。その中の青能面が過去に出会った弟子と姿が被る。

ーー芭蕉さんーー

芭蕉はまさかと思いその考えを捨てる。


閻「ま、頑張ろ?」


喰種捜査官と3人の喰種end
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