どりーむ

□第5話
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あれからどれくらい走っただろうか…

貴女「ゴウ…セル…もう…聖騎士は来ない…?」

ゴウセル[あぁ。しかし、団長達とはぐれてしまったな…]

そうだ…団長は?ディアンヌやバンは?ハーレクインは?

ゴウセル[落ち着け、カヤ。他の団員は必ず生きてる。]

ゴウセルは“詮索の光”〈サーチライト〉を使っていた。

貴女「うん…大丈夫…だよね…きっと…いいえ…必ずみんな生きてる…」

ゴウセル[しかし…この鎧は邪魔だな。不要だ。]

ゴウセルは鎧を脱いだ。

ゴウセル[これでカヤの顔がよく見えるな。]

貴女「…っ///ありがと…」

私達は小さな洞窟にたどり着いた。前に拠点としていた洞窟によく似ている。

ゴウセル[今日はここで夜を明かすとしよう。]

貴女「じゃあさじゃあさ!なんか本読んで!」

ゴウセル[お前は本当に可愛いな。]

いや…無表情でそんな事言われても…ね…まぁいっか!

私はゴウセルに本を読んでもらうためゴウセルの膝の上に座った。
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