もう一人のドリームナージャ 1 (序章編)

□登場人物
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<主人公>
◎主人公(オリジナルキャラ)
マコレット
13歳の女の子。容姿は、青い瞳に黒い髪を赤いリボンと使って、ツインテールにしている。少し影があり、あまり自分のことを語ろうとしない。今の世の中に対して少し冷めているが、自分の信念を強く持ったクールでチャーミングな女の子。ダンデライオン一座では、天才的なピアノの腕前と作曲の技術を買われ、一座のピアニストとなる。また、運動神経も抜群で、特に剣術を得意としている。ナイト・ジュエル(ペンダント)の力を使い、闇の力から人々を救う女騎士でもある。

◎主人公
 ナージャ・アップルフィールド(本名:ナージャ・プレミンジャー)
 13歳の女の子。1年前までは、自分の素性を知らず、孤児院で育った。13歳の時に生き別れになった母親と再会を果たし、自分がウィーンのプレミンジャー公爵の孫娘であることを知る。しかし、自分の道は自分で開きたいと、公爵家の跡取りという立場を放棄して、再びダンデライオン一座の踊り子として旅をしている。
 マコレットとは顔がそっくりだが、マコレットと違いプラチナブロンドの髪をしている。明るくて、優しくて、無邪気な誰にでも好かれるかわいらしい女の子である。マコレットとは、親友となる。

<主な登場人物>
○キース・ハーコート=元怪盗黒バラ
 ナージャが思いを寄せる青年の一人で、金髪で星が宿るような深い青い瞳の持ち主。ナージャからは、その瞳を称して星の瞳のナイトと呼ばれていた。以前は、ハーコート侯爵家の長男だったが、母親の死をきっかけに貴族社会と父親を憎み、パブリックスクール卒業後家を出奔した。そんな彼の裏の顔は、欧州を騒がせた庶民の英雄怪盗黒バラ。今は、足を洗って、モンマルトル・ジャーナルの記者をしている。
 クールで、情熱家である一方で、わがままで、自分勝手なところがある。しかし、ナージャを前にすると、優しく、紳士的な一面を見せる。

○フランシス・ハーコート=侯爵家の御曹司
 ナージャが思いを寄せるもう一人の青年。イギリスのハーコート侯爵家の御曹子で、キースとは双子の弟にあたる。社交界では。彼の端正な顔立ちと清廉潔白からか白薔薇の貴公子と呼ばれている。彼は、意識していないが、彼に夢中な令嬢も多い。亡き母親の意思であるノブレスオブリッチの精神を受け継ぎ慈善事業を行っている。
 性格は、兄のキースと違って、穏やかで誰に対しても優しく、生真面目な青年である。一方で、小さなことにも悩んでしまう一面もあることから神経質な一面がある。キースとは双子の兄弟であると同時に恋敵でもある。
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