*キン肉マン
□髪の毛の噂
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今、悪魔超人の中である噂が広まっている。それは『悪魔将軍様の髪の毛を持っているてあ必ず試合で勝つことが出来る』という噂だ。
だが、あの悪魔将軍の髪の毛など入手する事が不可能なんじゃない か?と悪魔超人達は輪になって全員で話し合っていた。
「サンシャインよ、お主が砂になって取ってくればよいではないか」
「ニンジャこそ忍術使って取ってこいよ?!」
「将軍様にすぐばれてしまうわ!」
「俺だったら四次元から取ってこれそーじゃねぇか?」
「わかったぜ!俺のハリケーンミキサーで将軍様にぶつかってだな…」
ワイワイと悪魔六騎士と他の七人の悪魔超人がそれぞれ話す中、場に会わない人間アサリがニンジャの胡座の中にちょこんと座っている、 何時も話し合いの時は、アサリが誰に座るか取り合いになるのだ。
アサリはたった一人の女の子のため皆の溺愛っぷりは尋常じゃない。しかし、この悪魔超人達以上にアサリを凄く溺愛している人物がいる それはあの悪魔将軍なのだ。
悪魔超人達がウンウンと唸る中、自分の足に座るアサリをジッと見つめていたニンジャが顔をあげ声を張り上げた
「皆の衆!良い方法を思いついたぞ!此処におるアサリに取ってきてもらえば良いではないか。!」
いきなり自分の名前がだされ驚いたアサリはバッとニンジャの方へ振り返った。悪魔超人達も同様にニンジャを見る
『えっ?!わ、わたしが?』
「うむ、アサリなら拙者達と違い警戒されることはないからな。」
「ガハハハッ!そいつは良い案じゃねぇか!アサリがいちばん適策だ!」
『酷いよバッファ〜!もしバレたら将軍様に怒られちゃうよ…』
「大丈夫だって!アサリはら将軍様は怒らねーよ。」
『うー…でもな〜。』
「心配ない、アサリには期待してるでござるよ。皆も異議は無いな?」
「賛成ー!」
「もちろん賛成だ」
「ちゃんと取ってこいよ!」
『みんなぁ〜…』
「それではアサリ、頼んだでござる!』
『う、はーい…。』
悪魔超人達はトボトボと将軍様がいる部屋へ向かうアサリの背中を見送った。