僕と君と日常と

□2章
1ページ/4ページ

あれから3年

僕と龍之介は12歳になった(小6くらいかな?)

あれから僕らは毎日一緒にいる。
というか龍之介が毎日来る・・・

でも不思議といやじゃないんだ・・・

・・・やはり僕はこいつが好きなんだなって自覚したよ

いつもどおり僕と龍之介が話していたら壬太があわてて入ってきたんだ

「おい!二人とも逃げろ!!」

『なに言ってんだ・・・?』

「敵襲だ!!」

あたまがクラッシュした

「ぎゃぁあああ!!!」

廊下のほうから仲間たちの叫び声が聞こえた

「夢加・・・お前は龍之介を守ってくれ・・!!」

なぜ僕がお前の言うことを聞かなければならない?

『いやだね、僕は自分の意思で動く。』

「くくっ・・・お前らしいな・・」

『龍之介行くぞ』

「どこいくの?「みぃつけた・・・」

「チッ・・・!!夢加早く!!!」

だから、命令すんな・・・

「親父!!後ろ!!」

龍之介がそう叫んだときは遅かった・・

パァンッ・・・

壬太が敵に撃たれた・・・

ドサッ・・・

『壬太!!!』

「よえーよえー!よくこんな奴がボスなんてやってるザクゥッ!!!

あ、しゃべってる途中でやっちゃってゴメンネ?w

『おい、壬太起きろ、逃げるぞ』

「俺は、いいから・・お前は龍之介を守ってくれないか・・・?」

当たり前じゃないか
だって

『”ダンナ”を守って何が悪い』


「やっぱりお前にはかなわないな・・・これからも龍之介を・・」

最後は言葉を発さずにゆっくりと力尽きた

「おやじぃぃいいいいいい!!!!!」

龍之介・・・やっぱりお前は壬太が好きだったんだな  よかった

『わかっている・・壬太、僕がこいつを守るから、お前は・・安らかに眠れ・・・』

そう言ってめを閉じさせた

『龍之介・・どんなことがあっても僕から離れるな、いいか?』

「・・グスッ・・・うん・・もちろん・・」

僕が

        君の

  主になるから


           そんな風に泣かないで・・

   僕だけを見て・・・




〜壬太〜

夢加・・・

   お前に・・
龍之介を・・   
         任せる・・


たのんだぞ
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ