スラムダンク

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「おはよー。」
「…花道なんかあったん?」

朝、登校すると、教室内にはおでこから煙を出し横たわる数人のクラスメートの姿と、今まさに新たな犠牲者を出している赤髪の目立つ友人の姿があった。

「実はカクカクジカジカでさ、」

近くにいた洋平が簡単に説明してくれる。

「なるほどな。」
「名前わかったん?」
「いや、わからん。」

マンガじゃないねんから、と笑っていると洋平がちゃんと説明してくれた。
要するに、花道が告った女の子には好きな人がいて、その人がバスケをやってるから、「バスケット」を連想する言葉を聞くと攻撃してくるらしい。頭突かれた人、ご愁傷様です。


とかなんとか言ってると、花道は教室を出て行ってしまった。桜木軍団は急いで花道を追いかける。
それよりみなさん、授業始まりますよ?



その後教室に戻ってきた花道は上機嫌で、桜木軍団は汗だくでゼーゼー息をしていた。
話を聞くと、花道は新しい出会いに巡り会えたらしい。





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