短編夢小説

□あなたの事が好きなだけ。
1ページ/1ページ

「徹さん!会いに来ちゃいました!」
 
私がそう言うと、何故か苦い顔をする徹さん。
 
確かに、窓ガラス割って入っちゃいましたけど……。
 
だって今徹さん、何してるのか気になって気になって気になって、大好きな勉強だって身に入らないんですよ?
 
電話しても、出てくれないじゃないですか。
 
おまけに、徹さんに会いた過ぎて手足の震えがプルプルプルプルプルプルプルプルプルプル………、止まらないんです。禁断症状が出る位大好きなんです♪
 
間違っても、他の娘なんて見ないでくださいね?
 
見ちゃったら…、重たい凶器でぶん殴っちゃっても知りませんからね!
 
ちょっぴり束縛きついかな?反省します…;
 
でも、それって徹さんの事が好きなだけです♪
 
…あれぇ?
 
それ、誰からの電話ですか?随分と楽しそうですね。
 
………鏡華?
 
同じクラスの女の子?
 
……私の徹さんと、お話してる?
 
…………許さない。
 
私は、バールのような重たい凶器を手に取った。
 
********
数時間後、私の目の前には徹さんの外敵だったものが転がってる。
 
やったぁ♪徹さんに近付く不埒な奴を排除出来た♪
 
え?ちょっぴり愛情重過ぎ?反省します…;
 
でも、徹さんが好きだからです♪
 
どうして?
 
何で私を消そうとしようとするんですか?
 
私は…、ただ…。
 
私は……………。
 
……徹さんの事が、好きなだけ。
 
徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ徹さんの事が好きなだけ………
 
「大好きです、徹さん」
 
私は、徹さんの後頭部にバールのような重たい凶器を振り下ろした。

 
 
 
 
 
 
 
 
•••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••
 
2015/06/20  fin,
この話に合わせて少し書き方を変えてみました。

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ