短編夢小説

□アナタの笑顔が見れるなら。
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「………ナル…………」

「…先輩」

先輩は、私の名前をとても愛しそうに呼ぶ。

でもきっと、先輩は私のことを見ているんじゃない。

私の姉……小南桐絵の代わりとして見ているのだろう。

先輩の感受器官が“私”を感じていなくてもいい。

先輩が、それで幸せなら。

……私も、それで幸せだから。

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2015/05/09 fin,

烏丸くん、誕生日おめでとう。

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