09/17の日記

23:10
サイドエムウソマス
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ーーその日常は、脆いものでした
舞台は深い森の奥にある一つの学舎。
そこには、精神を病ませた少年と、その少年たちを見守る大人ばかりがいた。その日常は、壊れていて、けれどーー平穏だった。
そこにある日、興味半分で訪れた大学生グループにより、その平穏は、崩れ去った。
誰が誰で、どうして僕らはこうなった?
壊れかけの子供と悪い大人。無知な大人…。みんなみんな、○○でつながっていて、それで、それで…
皆、みんな、透明だった。
キャスト
主演
語り手:ワカザトはるな
大学生
フタミ…ネコムラ
ミウラ…カミヤ
ホシイ…シノノメ
ミナセ…タカジョウ
アマミ…イジュウイン
タカツキ…キムラ
アキヅキ…ツクモ
オギワラ…キヨスミ
子供たち
せんす…きりお
むーん…れん
あきら…さき
みちる…まきお
だるま…ゆうすけ
てあし…きょうすけ
ぴあの…なつき
ぎたー…はやと
じこ…じゅん
はるか…とうま
びゃっこ…げんぶ
あい…たける
せいりゅー…すざく
ひかり…しき
おんぷ…れい
ゆめこ…りょう
かえる…ぴえーる
がらす…だいご
のはら…しょうた
うさぎ…かのん
おーかみ…しろう
ひつじ…なお
先生
直央…道夫
四季…類
旬…次郎
冬馬…雨彦
咲…クリス
タケル…道流
キリオ…アスラン
悠介…翔真
麗…圭
涼…英雄
玄武…誠司
縺…翼
翔太…薫
大吾…輝



「…涼先生、大吾先生」
「どうした?ゆめこ」
「!悪い夢でも?薬を出しましょう」
「…俺の…ううん、俺とがらすの名前、…それに、『夢子』を返して」

「ねえ、あきら。聞いて」
「どうしたんだい、みちる」
「アタシね、本当は俺だったの…」
「…知ってるよ」

「…四季」
「どうしたんですかじこ?四季先生なら今図書館ー」
「ううん、お前だよ、ひかり…いや、『四季』。……………帰りましょう、僕たちがいたところに」

「俺には、アマミ」
「どうしたんだい、はるか」
「背中をおってた、女の子がいるんだ、それだけの記憶があって。その子の笑顔と歌声は思い出せるのに」
「名前が、出てこないんだ」
「……そう、か」
「あ、やべ。時間だ、冬馬先生に怒られる。じゃーな、アマミ。楽しかったぜ」
「うん、じゃあね。」

「……ああ、『はるか』。きっとその子の名前はね……」

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