夢
□sweet man
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なんか、何もかも嫌になる日がたまにある
何もかも嫌になって、ムシャクシャして
ちょっと叫びたくなってそして あなたのいる ドアを開けた
ードン
サンドゥルは、ベッドに寝転がりメガネ姿でぼうっと 漫画を読んでて私は ''好きな姿だ''と心を少し高ぶらせた
「 ドゥラ」
「 おかえり〜名無しさん」
漫画から目を離さず声をかけるサンドゥルに
私は向かっていって 向かっていって、
両手で顔をつかんだ
「んぅ!!だ!はい!???」
混乱したその顔が消えないうちに 髪をクシャクシャにして 胸いっぱいに抱きしめて
「ん〜〜〜〜〜。 なんですかぁ」
胸の中でもぞもぞと動くサンドゥルと向き合い
少し潤った柔らかい唇にキスをした
「んう」
力なかった腕が、 私を抱きしめ返して
すぐにあなたが上目遣いで私を見る
ちょっと 顔が 大きくて 可愛い
「 好きだよ」
「笑 びっくりした。 」
「 …… 」
「 ありがとう」
ぎゅう
わかってるのか、わかってないのか、分からないけど
誰よりも私を分かってくれてる 大好きな温もり
大好き 大好き 大好き
自分がちょっと、依存しすぎて怖くなる
腕の力を緩めると ガサゴソとあぐらを整えて、
私に向き合って彼が 「名無しさん?」なんて 声を出して
ずっと見つめるから
「もうほんとに好き」
ぜったいぜったい、離れたくない
いっぱい喧嘩してもどんなことがあっても絶対離れてやらない
だからわたしも全部あげる 全部あげる
「全部あげる」
「何を?」
「…」
「… 」ぽぅっと私の顔を見つめるサンドゥルを 私もずっと見つめていたら彼は
しばらく宙をながめ ふと、 「あぁ!」とうなずき
「おかし?全部たべるよ〜」
ー ぎゅう、
笑いそうになったけど 抱きしめられて
彼は優しくて、頭がいいんだろうなぁ〜 と、思い直した
揺れながらトン、 トン、 と、背中をたたいてくれるサンドゥルの 少しかたいえりあしが顔に当たる その匂いを感じながら
こんな大切な存在は もうどこ探してもいないと
ベッドの端に散らばった漫画とメガネを見て
思った
end
サンドゥルさん。 サンドゥルさんって優しいですよね、絶対に優しいですよね!というか、優しいですよね。しかも、教養のある人ですよね。ギャップがたくさんあって、、どの面も素敵で、考えれば考えるほど好き過ぎておかしくなりそうです^ - ^爆笑
そして私はムシャクシャして、この小説を書きました。
みなさんも嫌なことあった日も、なんとなく嫌な日も、踏ん張って、がんばりましょう!いきましょう~~!