singer

□それは誰に言うまでもなく
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「ううっ、ど、どうすんのさぁ、これ////」

何食わぬ顔のluzくん。

何も落書き出来なかったのは言うまでもない。


すっかり日も暮れてきた頃。

「そ、そろそろ帰ろっか?luzくん。」

「そうだね。送ってくよ。」

「うぇっ?!い、良いよ、別に////」

「良いから、行くよ。」

「あ、はい////」





ドキドキして、何時もより短く感じた帰り道。

(あーあ、もう終わりかぁ…)

結局家まで送ってもらった。

「あ、ありがと、luzくん。その、楽しかった!あと、えと…」

「?」

「だ、大好き!…です。」

顔が熱い…でも、言いたいと思った。

「…kainくん」

「へっ、ふ、んあっ////」

急にキスをされて、膝がガクガクする。
「うあっ、んんっ」

長い長いキスからやっと解放される。

「はあっ、んっ、はあっ」

呼吸が苦しくて生理的な涙が滲む。

「わっ、と。ん。大丈夫?」

立っていられなくてluzくんにしがみつく。

(ズルいよ、こんなときばっかり、優しいなんて////)

「僕も、」

「へっ?」

「僕も、好きだよ。」

そう言ってふわっと笑ったluzくんに尋常じゃないくらいドキドキしてしまった。

「おやすみ、kainくん。」

チュッ

おでこにキスをされて、luzくんは帰ってしまった。

へたり

「ズルい…////」

ポツリと呟いた声は鮮やかな群青色の空に吸い込まれてしまった。



初めていっぱい書いた(笑)終わりが見えなくて焦りました。
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