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□俺色に染まれ大作戦
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「きゃぁああ!なにすんのよーっ!」
「ふべしっ!?」
「乙女の身体にいきなり抱きつくなんてっ…あんたは、ほんとにっ…!」
「ま、待てルーシィ!タンマタンマ!謝るから!この通り、俺が悪かった!…だから頼むから…頼むから鞭はタンマァァアああ!!」
「うっさいバカナツ!だいたい何が、俺色に染まってみねぇ?よ!」
「う…」
「こんな回りくどいことするぐらいなら心ごとあんた色に染めてみなさいよ!」
「あいゴモットモデ、ス……え?」
「え?……あ…」
「お…い、今のって…」
「や、ち、違うの!今のは…そう!言葉のアヤよ!」
「言葉の……アヤ…」
「え?うそ、やだ、泣かないでよ」
「だって……」
「あーもー!うそよ、うそ!さっきのはうそだから!」
「じゃぁ、さっきのアレは俺の都合よくそういう意味に捉えていんだな?」
「な?!嘘泣きだったの?!」
「なぁ、どーなんだ?」
「も、もう!ご勝手にどうぞ!」
「っ!!……おうっ!じゃぁこれからは遠慮なく俺色に染めてやるから覚悟しとけよ?」
「ふぇっ?!」
「心も、身体もな」
「だからっ、そーゆーコトこーゆー所で言わないでぇぇええ!!」










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