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□青い包帯
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「ただいま我が家ー!」
「ただいまー」
「いまー」
「おかえりー…って、なんであんた達も入って来てんのよっ!」
「ルーシィの部屋は俺の部屋」
「なにそのジャイアン的発言?!」
「俺のソファー!」
「ちょっと!埃立つからやめてよ!」
「……ねぇ、ナツ」
「ん?どしたハッピー」
「そーやってさ、ルーシィのリボン巻いてると、ナツはあたしの物よって言われてるみたいだよね」
「へ?」
「んなっ!?そっ、そそそそーゆー意味でやったんじゃ…」
「でぇきてる"」
「ち、ちがっ…」
「……俺は、それでも別にいーけどな」
「え…?」
「ルーシィの…ものでも…」
「ナツ…」
「…ん?」
「それじゃぁ」
「おう」
「紅茶、入れてくれる?」
「お………あ?」
「あたしミルクティーがいいなぁ。ハッピーは?」
「え?あ、じゃ、じゃあ…おいらもミルクティーで…」
「だって。よろしくねナツ!あー疲れたー、あたしお風呂入ってくるね。覗かないでよ」
「う、うん…いって、らっしゃい…」
「………そんな…」
「ナツ…」
「そんなつもりで言ったんじゃ……」
「うん。…泣かないで?」
「泣いて、ねぇ!これは…あれだ!エアタマネギだ!」
「エアタマネギ?!」










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