OROCHI

□義(再臨/戦国シナリオ/ギャグ)予定
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その事件はある日、突然起きた。


「大変です!!」
幸村はいきなり左近の部屋の扉を開けると、そう言った。

「珍しいですなぁ、幸村がノックもせずに入って来るなんて。…で、どうしたんですかい?」
「ご無礼、お許し下さい左近殿。三成殿が…いらしたのです!」

その一言に不思議そうにする左近。
「はぁ…って、狽ヲええっ〜?!!」
その後、驚いて持っていた筆を落としてしまった。

「ここ戦国シナリオですよね?何故!?」
多少、混乱気味の左近に一言、扉の影から出てきた人物がこう言った。


「知らん。俺が聞きたいくらいだ」
「殿!?本物ですかい?どっきりとか?」

その左近の発言を聞いて三成は扇子を構えた。
「そんなわけあるか!!」
「そのまさしく切れ味抜群のツッコミは殿!?狽ョふぁ(流血)」

「買`ャージ4はまずかったのか?!」
「後片付け面倒ですから止めてくださいよ;」

幸村がそう言っていると倒れていた左近がぬぅっと、ゆっくり立ち上がった。

「なにげに酷いですよ、幸村」
「剥カ近(殿)の亡霊!?」
幸村と三成の発言に左近はツッコミをいれた。
「狽ミどっ;!」


「申し上げます!長谷堂(はせどう)にて上杉家の直江兼続様が正体不明の軍勢に襲われているとのこと!!」

兵士の発言に三成はこう言った。
「…やかましいのがいないと思ったら襲われていたのか……どうする幸村?」


「……助けに参りますか。面倒ですがι」
そう言って立ち上がると幸村は信玄のところへ向かった。

「俺も参加しよう、退屈しのぎにはなりそうだ」
こうして左近、幸村、三成は長谷堂に出陣した。






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