短編集

□黒の慟哭
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『今日までこんなどうしようもねェおれを……鬼の血を引くこのおれを……!!愛してくれて ………ありがとう!!!』

バッ!

「はあはぁ……夢か……」

くそっ……またあのときの夢を……

「エース……」

頂上戦争のときルフィを庇って死んだもう一人の義弟エースが死ぬ場面を見てしまった。

それがときどき夢としてみてしまう。

「情ねぇな……そうだろ?エース」

こんな姿見せたらエースにバカにされちまう

そんなこと、わかってるがどうしてもあの時のことを悔やんでしまう

あの時の俺にもっと力があれば……と
 

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