結婚における宗教の把握

信仰の自由
憲法では信仰や宗教は自由と保障されていますので、
宗教の違いだけでは法的な離婚原因としては認められません。

しかし、実際宗教が原因でトラブルになり、離婚したカップルも多いのが現状です。

宗教活動の自由は、夫婦の中でも守られなくてはいけません。
強制したりするのは厳禁ですが、子どもができたりすると、
入信させるかどうかでもめたりします。

好きになってしまった人がたまたま入っていた場合でも、かなり大変だと思います。

相手の宗教が自分と合わず、結婚したくてもできないという方もいます。
これから、結婚目的の恋愛をしようとする場合は、
事前に相手と相
手の家族の宗教等の把握も必要です。
宗教の違いは文化や価値観の違い?
日本人は70〜80パーセントの人が無宗教といわれています。

実際、結婚式は教会でお葬式は仏教で、という人も多いです。

しかし、国際結婚なども増え、2世なども多く、神教、仏教、キリスト教のほか、
様々な宗教が入ってきていることも事実です。
宗教によっては、戒律が厳しく、朝晩の祈りや礼拝、

禁酒や食べ物の制限があるところもあります。
結婚前は、
「宗教なんてどうでもいい。好きなんだから!」
と思っていたり、
「僕は入っているけど、強要しないよ。」
と言っていても、彼の実家に行ったらやんわり彼の母親に勧められたり、
結婚して子供が
できたら、子どもは無理やり入信させられた、などというケースもあります。
宗教の違いは文化や価値観の違いに大きく影響します。

昔から、世界中でも宗教が原因で戦争するくらいなので、 宗教の違いで離婚するのは
仕方ないことかもしれません。

人に信仰を尋ねること自体がタブー視される風潮もありますが、結婚を考えているならば、
そこは勇気を持って聞いておきましょう。
後あと、もめないように、考え方を知っておくことが大切です。

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