ハンター試験スタート!
□トリックタワーと多数決2
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「決まりだな」
「ここでいったんお別れだ」
扉を見つけたゴン達は、それぞれ別々の扉を通ることにした。
隠し扉は一人しか通れないのだ。
「地上でまた会おうぜ」
「ああ」
「じゃあ行くよ」
「1、2の………」
「3!!」
みんなは同時に下に降りていった…………。
そして……下に降り立って、真っ先に目についたのは………
紛れもない仲間の姿だった。
ゴンとキルアは顔を見合わせ、ニカッと笑った。
「……短い別れだったな」
「全く……」
クラピカとレオリオも顔を見合わせて、苦笑いした。
その後、トンパも加わって(レオリオは嫌がったが……)、ゴン達は先へ進んでいった。
その先で待っていたのは多数決の道だった。
この扉を開けるか否か
右に行くか左に行くか
上に行くか下に行くか………
「こんなもん答えは決まってんだろ〜。下へ降りなきゃいけねーんだから、下だろ−」
レオリオが下のボタンを押そうとすると、
「待て、これは罠かもしれないぞ」
と、クラピカが止めた。
「お前、ちょっと疑いすぎだぜ〜俺は下へ降りる道を選ぶぜ!」