家×三

□おやすみ。
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「家康、もう寝たらどうだ?」

「執務が終わったらねるよ。三成はもう寝てていいぞ。」

ここ最近、家康は執務が沢山あって寝ていない。
私が気をきかせて寝ろといっているのに。

「家康がこないと寝れない。」

「いつも寝ているくせにか?」

「今日は寝れないんだ!!分かれ家康。」

「ごめんな三成。」

「何をいきなり…」

「いや、何もない。」

「…」

「…」

それからかなりの沈黙が続いた。
その沈黙を破ったのは家康だった。

「三成、終わったよ。」

「はやく寝ろ。いい加減倒れるぞ。」

「大丈夫だ。三成がいれば倒れない。」

「…////そ、そんなこといってないではやく寝ろっ!!!!」

「そうだな。おやすみ、三成。」

「……」

そう、今この瞬間が一番幸せなのだ。
家康の腕のなかで、家康の香りに包まれながら寝る。

「三成、お前はもう少し食べた方がいいかもな。」

「何故だ?」

「こんなに細いと、少しの力で折れてしまいそうで、怖いんだ。」

「……家康はそんなことしないだろう?」

「死んでもしない。」

「……家康、もう寝ろ。」

「三成が寝たらな。」

全く、頑固なやつだ。家康もいい加減寝ないと倒れてしまう。
丸1日不眠なのだ。

「家康、私は心配なんだ。早く寝てくれ。」

「儂はそんなやわじゃない。だから大丈夫だ。」

嘘つけ。目の下に隈まで作って…本当は今すぐに寝たいくせに。

「寝ろと言ったら寝ろ!!!!私は心配なんだ!さっきも…?」

"スースー"

…なんだ、ちゃんと寝てるじゃないか、

「家康、おやすみ。怒鳴ってしまって悪かった。」

そのまま深い眠りに落ちた。















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「三成、おはよう。」

「家康…」

「なんだ?」

「やっぱりいい。なんでもない。」

「そうか…昨日はありがとう。」

「へ?」

「三成がああやっていってくれなかったら、儂は倒れてたかもしれない。」

…やっぱり、そうじゃないか。

「家康…もう無理はするな。私との約束だ。」

「分かった!!」

その後、稽古に没頭する二人が居たとさ。




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目指したのは、健康に厳しい三成。
目指したのに全く伝わらない。
皆さんも、夜更かしは許さない…
明日の仕事、学校に支障が出てしまいますよ!

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