幸×政(サス×コジュ)

□2015年ひな祭り企画(サナダテ)
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「政宗殿ぉぉぉぉぉぉっっっ!!!!!」

お、来た。
俺のイチイチ熱い彼氏。

「政宗殿!!!今日はひな祭りですぞ!!!」

「あぁ。そうだな。」

「政宗殿の為に酒を買ってきました!!
先に酔いつぶれた方が負け!!
ばつげーむですよ?」

「ha!!俺に勝負仕掛けてくるとはいい度胸じゃねーか。」

こいつ、地味に黒村

ーー政宗様による解説ーー
黒村とは…
普段、戦場や初対面の人に見せているあの素直で従順な性格…ではなく、
その性格の裏に隠れている自分と親しい人にしか見せない性格のことである。
幸村と黒村をみわけるには3つの方法がある。
1.
語尾。
幸村の場合
「〜〜でござる!!!」
「〜〜なのだ!!!」
黒村の場合
「〜〜ですよ。」
応用として「〜〜ですよ?」も挙げられる。
「〜〜だなぁ。」
「〜〜なのだ。」
「〜〜ですなぁ。」
「〜〜くっくっくっく。」
黒村は基本的に「!!」と「ござる」がなくなる。
変な笑い声もついてくる。
2.
行動。
幸村の場合
いつもソワソワ。
目はキラキラしてる。
キスすると「破廉恥!!」と言って、顔を赤くする。
黒村の場合
動かない。
目は居座っている。
キスすると「我慢できないのか?」と言って、舌を絡ませてくる。
黒村は全体的に大人。
3.
オーラ。
幸村の場合
赤くたぎっていっる。
近くにいくと暖かい。
後の地球温暖化の原因。
黒村の場合
冷たい。青、黒辺りの冷めたい色。
近くに行っても暖かくない。
冷たいものが心に刺さる。
後の地球冷却化の原因。

以上、政宗様による解説でした。

「さぁ、政宗、もう始まっていますよ?」

「幸村…」

黒村になったらの策を考えなければならない。

「幸村…俺に幸村のヤツ頂戴?
酒よりも、そっちのみたい。」

これは、逆効果か?
やってみなきゃわかんねぇ。
有言実行だぜ☆

「政宗…貴殿はどれ程我が儘なのだ。
もう少し待たれよ。」

「嫌だ!!今すぐ欲しい!!!」

とにかく誘ってみる。

「はやく…俺、我慢したくない……幸村で埋め尽くされたい。」

「だめです。
某を普通に戻そうとしているの、丸わかりですぞ?くっくっくっく。」

耳元で囁かれる。
その声が体のなかをぐるぐる廻る。

ー某を普通に戻そうとしているの、丸わかりですぞー

「なんの話だ?
普通の幸村って?
お前は普通の幸村じゃあねーのか?」

とにかくボケる。

「政宗…」

「…ーっくぅ!?」

いきなりのキスにびっくりする。
さすがに不意打ち過ぎる。

「政宗…貴殿は某を知り尽くしている。
だったら、わかるはずであろう?
某の内面くらい。」

こいつは自覚があるのか?
自分が黒と紅、2つの色っていうことを。

「分かりきっております。自分のことですからね。」

「幸村……そんなこと…どうだっていい。
今は、俺を見て?抱いて?」

「政宗殿は…お優しい。」

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「くぅっ…!そっ…そこいぃっ…!!」

「政宗殿…」

結局、幸村は自分の中の黒い部分を知っていた。
本人曰く、知らないうちに出てきてしまうらしい。
こりゃ、あの猿も大変だな。
こんな幸村を毎日いやというほど見なくてはいけない。

「…い、イクぅっ!!」

「一緒に…」

「あぁんっ……はぁ…はぁ…」

「政宗…殿…はぁ…その…某の黒い…部分まで…愛して、くれますか…はぁ…はぁ…」

「…どんな幸村でも、愛してやる…」

そんな会話をして寝た。

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ひな祭り、関係ない。

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