幸×政(サス×コジュ)
□2015年バレンタイン企画(サスコジュ)
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「片倉さん。俺様に渡すものないの?」
「ないな。」
「え!?酷くない!?」
「嘘だ。これがほしいんだろ?」
「いや、違うね。俺様がほしいのは、片倉さん。アンタなの。」
「いや、ちょっと待て。俺がほしいってどーゆーことだ?」
「アンタをおかしたい。」
「いやいやいや、待て。」
こいつ、ホントに俺を犯したいのか!?
待て、まてまて、何でだ?
「ほら、片倉さんが焦らすから。ここが痛いんだけど。」
なにぃぃぃぃっっっっっ!?
あいつ、俺相手に勃ってやがる。
「片倉さん。我慢出来ない。ね?ヤろ?」
「……やりかた知らねーぞ。」
「童貞!?」
「違う。男とのやりかただ。」
「ああ、そういう事ね。ビックリ、童貞かと思った。」
「この年で童貞は嫌だな。」
「ですよねー。」
「まあ、痛くないなら、やってもいい。」
「片倉さん。下だからね。」
「はいはい。」
「おい猿、お前、小十郎が、童貞っていうこと知らねーのか?」
「///////政宗様………////////」
「片倉さん、マジで…?」
政宗様…無駄なことを言いましたね。
堪忍袋の緒が切れました。
「こ、こここ、小十郎!?」
「政宗様、外へどうぞ。」
「おい!?猿!!!!助けろ!」
「あははー、俺様、無理ー。」
「政宗様…無駄なことを言いましたね。」
「だ、だだだ、だって…小十郎が、襲われそうだったから…俺…心配して…」
「政宗殿ぉぉぉぉぉぉぉっっっっっっっっっ!!!!な、なぜ泣いておられるのだ?」
「幸村ぁ…」
「政宗殿…大丈夫ですか?」
「あーあ。片倉さんがそんなことで怒るから。竜の旦那、泣いちゃったよ。」
「片倉殿!!!!!貴殿が政宗殿を泣かせたのですか!酷いではありませんか!」
「………………………」
「片倉さん?」
「お前ら、全員ぶっ殺す。」
「猿!幸村!逃げろ!!!極殺モードに入ったら俺でも止めることが出来ねーんだ!」
「……………………………」
「政宗殿ぉぉぉぉぉぉぉっっっっっっっっっ!!!幸村の背にお乗り下され!!!!!」
「良いのか!?」
「はい!問題ありません!!!!」
やれやれ、今年のバレンタインは、スゴいことになりそう。
俺様の仕事、また増えるし。
そのぶん給料増やしてもらおーっと。
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「佐助ぇ!!!!!」
「給料!?」
「そうだ。」
「……………………増えてねーし…」
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間に合わなかった……………