幸×政(サス×コジュ)

□ライバル兼
1ページ/1ページ

「だぁぁぁぁてぇぇぇぇぇまぁぁぁぁさぁぁぁむぅぅぅぅぅねぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!」

「真田幸村ぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

「真田の旦那。程々にねー」

なーんて言葉は真田の旦那の耳には届いていない。
今は、ライバル兼恋人である独眼竜の旦那と死合ってる。
はーあぁ。
俺様もそんなライバル兼なんとかって言う人が欲しいよ。
俺様、生まれた時には親が居たのだろうけど、自分の意思を持った時には、親なんていなかった。
だから、ここに来る前まで、ずーっと独りだった。
あーあ。
なにを思い出してんだろ。
下らない。
もう過ぎた事なのに。
どんなに願っても過去を変えることはできない。

「そんな顔してどうした。忍びは感情を捨ててんじゃねーのか?」

「ああ、右目の旦那…」

「おら、これ食って気分直せ。」

「なにこれ」

「野菜」

「いや、野菜なのはわかるよ。名前は?」

「…何だろうな。お前の為に作ったんだ。お前が決めていいぞ。」

俺様の為に…?
右目の旦那が?
そっか。
俺様にも、ちゃんと居るんだ。
ライバル兼なんとかってひと。

「ねーえ、片倉さん、俺様のお嫁さんにならない?」

ちゃっかり告白。
まー、答えはわかってんだけどね。
どうせ、「無理」だよね。

「猿、それ本気か?」

「え、まぁ、うん。本気。」

やっぱり引きます?
引きますよね。

「片倉さん、俺様、本気で好きなんだ。」

ちゃっかり猛アタック。

「…実は、な。俺も、なんか、気になってた…気になってたっていうか、好きだった。」

「ふぇ!?そそそそ、それって、まさかの、両想い!?」

「まあ、そうなるな。」

「ほんと!?」

「ああ、ほんとだ。」

「じ、じゃあさ、付き合わない?」

「いいぞ。」

ほんとは、恋しちゃいけないのに。
だけど、これだけは許してよ。
今まで真田の旦那しかいなかった本気で守りたい人が、増えたんだ。
俺様の家族って呼べる人も増えたんだ。
義理の弟だって、出来たんだ。
嬉しいんだ。

「忍びが泣くんじゃねぇ。かっこわりぃだろ。」

「あはははは、そうだよね。俺様かっこわるい(笑)だけどね、俺様、嬉しいんだ。」

「家族、か?」

「そう。片倉さんは、なんでもお見通しだね。」

「ほら、泣くんじゃねぇ。泣き止むまで、こうしていてやるから。早く泣き止め。」

片倉さんの腕の中ってあったかい。
幸せな気持ちになるね。

「言っとくけど、片倉さん、下だからね?」

「そんなこと、わかってる。さっきお前が言ってただろ?」

「さすが片倉さん。把握漏れがないね。」

俺にもできた。
ライバル兼家族
やったね!!
猿飛佐助はLv.maxになった。

-------------------------

その一方で、、、

「おい幸村、あいつらついにくっついたぞ。」

「は、破廉恥極まりないぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっっっっっっっっっっっっっっっっっっ!!!!!!!!!!!!!!」

「お前うるせーよ。破廉恥ラインは何処なんだよ(笑)」

「政宗殿、某、政宗殿の背中をなでなでしたい。」

「なんでその発想に至るんだよ!!!!!!!」

「何となくです。」

「はぁーん。そうか。」

「政宗…殿、破廉恥、、、破廉恥でござるうぅぅぅぅぅぅぅうぅっっっっっっっっっっ!!!!!!」

「だから、その破廉恥ラインは何処なんだよ!全くわかんねーよ。」

「破廉恥ライン…さて何処でしょうか?」

「それをきいてんだよ!!!聞き返してどーすんだよ!!!!!!!!!!!!」

「まぁ、とりあえず、ヤりましょう?」

「(●ωº)!?なんでその発想に至る…」

「さて、わかりませぬ。」

バカップルでした。

---------------------
さて、題名と全く関係ない。

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ