幸×政(サス×コジュ)

□結果が同じなら、派手に…。
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「政宗殿…貴殿は、死ぬ運命なのです。」

「ha!だからなんだ!」

どうせ、結果は一緒で、死んでしまうのだ。
それならば、派手に死んで貰いましょう。
くっくっくっくっく。

「そう言えば、政宗殿には、思い出したくない過去があるのでしたねぇ。さて、それを、思い出して貰いましょう…」

「っつ!?」

そう言って、懐から、毒をだした。

「さて、政宗殿、これが何だかわかりますね?」

「しら「知らないとは、言わせませんよ?」

そんな発言することくらい、わかってます。

「てめぇ…ふざけんな!!!!」

「えーっとぉ、政宗殿は、母上にこの毒を盛られて、死にそうになったのでしたな?」

「止めろ…」

「止めません。でぇ、政宗殿は、陰口を言われ続けた。」

「止めろつってんだろ!!!!!!!!!!!ふざけんな!!!!!!!!!!!!」

そうだそうだ。
もっと狂って下さい。

「父上は、救援に行った伊達軍の銃撃に巻き込まれて死んだ…」

「ふざけんなぁぁぁぁぁぁぁっっっっっっっ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ガシャンと音を立てて政宗殿を繋いでいた鎖がおちる。
政宗は、己の力で鎖を切ったのだ。
おっと。
政宗殿はそんなに力が強かったですか…

「真田ぁ…許さねぇ!!!!!!!!!」

あれ、某は、いや、某が、殺される?

「何か言い残したことは、ねぇか?」

「そうですねぇ。」

言い残したことと言えば、
政宗殿が好きでした
かなぁ。

「政宗殿が好きでした。」

「なっ…真田…?」

「ずっと好きでした。」

「そんな…」

隙あり。

「政宗殿、甘いですなぁ、」

「てめっ、騙したな!?」

「騙してなどいません。本当の事を言いました。」

「真田、、、。ぐあ"あ"あ"っ!!!!」

某の二槍が政宗殿を貫く。

「政宗殿…もっと派手に…貴方は派手なものが好きでしょう?」

政宗は動かない。
ただ、口だけが動く。

"俺も好きだった"

と。

「政宗殿…もっと派手にぶちまけてください。」

そう言って、政宗の内臓を己の手で掻き出す。
ぐちょぐちょとグロい音がする。
ああ、キレイ。
ああ、美しい。
貴方の血液は、綺麗な色をしておる。
そう言って、傷一つない顔にキスする。

「もっと派手でも良いのですぞ。」

後に佐助が来て、俺にこう言った。

「あんたって、気色悪い。」

気色悪くったって良いじゃないか…

次にこうなるのは、佐助…貴様だ。

「くっくっくっくっく。あっはっはっはっは!!」

血だらけの部屋で、狂った様に笑う。

「待っててください。」

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グロテスクですねぇ。

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