幸×政(サス×コジュ)

□日に日に増えていく傷
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貴殿の背中には、傷がある。
その傷は毎日のように増える。
俺が増やしているから。
この、白い肌には、鮮血が似合う。

「政宗殿…綺麗ですよ?」

耳元で囁く。
けれど、反応はない。
最近、政宗は死んでしまった様に眠りにつく。
だから、その間に薬を盛る。
廃人になってしまう?
そんなこと、どうだっていい。
廃人になってしまえばいい。

「んぁ…幸村…」

「政宗殿…おはようございます。」

「何か、体が熱い…」

その顔にも傷つけてしまいたい。

「ねぇ、ヤろ?」

ああ、色っぽい。
もう我慢できそうにない。
だが、政宗殿は俺がヤらないっていったらどうするのだろう。

「政宗殿…某はヤりませんよ?」

「…じゃあ、ヤるから…みてて…。」

そう言って自分の物に触れる。
色っぽい。
その顔に伝う汗まで美しい。

「ぁあ…ゆきぃ…」

「政宗…もっと乱れて下さい。」

「ああっ!!!幸村ぁ!」

政宗は俺の一言で果てた。

「政宗…速い…」

「幸村…抱いて?。お願い…」

そんな顔されては、こちらがキツイ。
もう、いっそのこと、壊してしまうまで抱こう。

「政宗…もう、自分で慣らしましたよね?」

「ひやぁ!!!ゆき!むりぃ!!!苦しいっ…」

「動きますよ?」

「あっあぁ…んんっ!!」

「ここですか…」

「やああっ!!あっあっ…いやぁ…」

「嫌ではないでしょ?某は、素直な子が好きですぞ…」

「いや!!…あんっ!!気持ちいい!!!」

「もっと聞かせて?」

「幸村…気持ちいい…もっとぉ…もっと…」

ああ、淫らなお人だ。
こんなに淫乱なら、痛みをも快感に変えてしまうのでは?

「政宗…痛くしても良いですか?」

「痛くてもいい…!もっときもちよくして!!」

「わかりました。」

そう言って、政宗の刀を一本取り出した。
それを政宗の背中に宛がう。
そして一本の赤い筋をつくる。

「幸村…気持ちいい…」

「某、もう無理なのだが…」

「俺のなかに全部出して…幸村で埋め尽くして!!」

「では、お言葉に甘えて…」

政宗の中に全て出した反動で政宗自身も二回目の頂きを見る。
そして政宗の血液で汚れてしまった手を舐める。
甘い…

「政宗…甘い…貴殿の血液は、甘い。」

「幸村の赤い血が欲しい。」

「では、某の体の一部を噛みきれば良かろう?」

そう言うと政宗は俺の首筋に口を持ってきて、噛んだ。
俺の血液をじゅるじゅるとすする。
痛いけど気持ちいい。

「幸村の血液、美味しいよ…」

「そうですか…」

「なあ。もっと俺に快感を頂戴?」

「そんなことより、俺は政宗殿の肌にもっと傷つけたい。」

「いいよ…もっと傷つけて…」

良いのですね?
もっと傷つけて…
言いましたね?

「政宗殿…某の二槍は、貴殿の血液を求めておる。」

「じゃあ、くれてやる。」

「それでは、頂きます。」

そう言って、政宗の背中に二槍を宛がう。
横に軽く引くと傷が一筋できて、そこから鮮血が伝う。

「美味しく頂きました。」

そう。
日に日に増える傷は、全て某がつくったもの。

「幸村…眠い…」

「そうですか…それでは、おやすみなさい…」

「おやすみ。」

数分たつと寝息が聞こえてきた。

「明日も楽しみです。」

そう言って政宗に布団を掛けた。
その布団は一瞬にして血の色に染まった。
でも、そんなことは気にせず、部屋を去った。

くっくっくっくっく。
さあ、明日はどんな方法で傷をつくりましょうか…
楽しみですよ…

「ねぇ、政宗殿…」

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暗いね。やっぱり管理人が進化しなくては…

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