幸×政(サス×コジュ)

□痛いのに気持ちいい
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「政宗殿…クックックック。」

「い…痛い!!!」

「政宗殿のような淫乱な方でしたら、痛みも快感の内でござろう?」

「淫乱じゃ…ねぇ…」

「ほらほら、ここもこんなに悦んでおりますぞ…」

「ぁ…さわらない…で……!?」

今、何をされた?
今、幸村に、何をされた?

「ああ、すみませぬ。ついついてが滑ってしまいました。」

「何…した?」

「そんなもの、見ればわかるでしょう?」

恐る恐る下をみてみる。
そこには、何か、細い棒が刺さっている己の物があった。
幸村は、その棒を持って、抜いたり挿したりを続けている。

「痛い!幸村…痛いって!!」

「でも、気持ちいいでしょう?」

幸村がそう言った瞬間、全身に電気がはしったような快感が押し寄せてきた。

「そこ…いやぁ!!あぁっ!!」

「政宗殿…いい声です。もっと、もっと鳴いて下さい。」

幸村はニヤリと笑ってそこばっかり攻めてくるようになった。

「ああっ!…イきたいぃ!!」

「駄目です。」

「壊れる!!もう嫌!!」

「是非とも壊れて下さい。」

「あああっ!」

俺は、初めて射精無しの絶頂をむかえた。

「幸村…もっとぉ…足りない。」

「政宗殿…痛くないのですか?」

ああ、そういえば、痛いかも。
考えたら自分の物が痛み始めた。
だけど、それも快感へとすり変わる。
幸村がいった通り、俺は淫乱なのかもしれない。

「政宗殿…痛いでしょう?痛くても気持ちいいでしょう?」

「もっと…痛くして…」

優しさなんていらない。
痛みと快感だけがほしい。

「イイコイイコ」

「ひぃっ!!」

自分の背中にあてがわれる冷たい刃。
その刃が己の皮膚を破っていく。
破られた皮膚から流れ出る液体を舐める幸村は、まさしく獣。
この男に目をつけられてしまったら生きて帰れない。
もしくは、狂ってしまう。

「幸村…もっと…俺を舐めて…そして、いたぶって…」

「政宗殿…」

俺も狂わされた1人だ。
俺の快感はこいつの痛みになってしまった。
もう、元には戻れない。

「なぁ、…もう、一生離すなよ…」

「言われなくとも、その通りにしますよ。某の色で染まって下さい。某の紅に…」

「ああ、染まってやる。」

「では、某の物という、印付けさせて下さい。」

「ああ、噛みきるだの焼くだの、もっと痛いの頂戴…」

「はい。」

幸村の唇が、俺の首筋にあてがわれる。
噛まれる。
噛みきられる。

「あ"あ"あ"っ!!!」

「やり過ぎたでしょうか…」

「いいや…もっとやっていい。もっと紅に染めて…」

「では、お言葉に甘えて。」

「あ"あ"あ"あ"あ"あ"っっっ!!!!!」

噛みきられた。
痛い。
痛い痛い痛い痛い。
幸村の色をした血液は傷口からドクドクと流れ出る。
いい。
もっとだ。
もっと殺ってくれ。
殺ってくれ?
ああ、いつかは殺されるからな。
他の知らない奴に殺されるよりは、恋した奴に殺されたい。

「殺されたい。」

「某に?」

「うん。」

「そうか。」

「もっと汚して…」

「もう…駄目でござる。」

「幸村…?」

「某は、政宗殿を食べたい。」

ああ。
俺もそれを望んでた。

「うん。食べて。血の一滴たりとも残さず食べて。」

「はい。残さず食べて差し上げましょう。」

そう。
これでいいんだ。
これが俺の望んだこと。
幸村の二槍が俺を貫く。
痛い痛い。
いい。
痛いのに気持ちいい。
安らかに眠れそうだ。

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やっぱりむりやり繋げた感じが…

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