□第二話?
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「あら…?貴方、もしかして…」



不幸なのか幸運なのか



女の迎えはモネだった



『久しぶりだね?姐さん?』



途端オレの顔はあの豊かな胸に押しつぶされる



「久しぶり、お嬢。ええ、ホントに久しぶりだわ」



『変わってないようで安心したよ?』



「お嬢もね。これは偶然かしら?奇遇かしら?」



『運命、かな?』



「あら、一本取られてしまったわ」



お互いに微笑みあっていると背後から遠慮に遠慮した声がした



『ああ、ごめん帰省途中だったね?姐さん、オレも乗せてって? 』



「勿論よ。さ、ソフィアも乗って 」



「は、はい!」



島からずいぶんと離れたところ海賊旗を貼る



世界にも名を轟かせるあのマーク



懐かしい、愛しいあの人の誇り



『パパ…』
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