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□アイ3
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「は?・・・へ?・・・今何て??」

唐突の木川の申し出に間抜けな声しか出なかった。
木川は顔を真っ赤にして俯いて恥ずかしがっているけど、木川が言い出したことの方がよっぽどな内容だ。

「えー・・・と、もっかい言って?」

木川がびくりと体を震わせて、泣きそうな顔でオレを見上げてくる。
そんな顔見せられたらもっと泣かせたくなるんだけど、それはわかってるんだろうか?

「あ、の・・・に、二階堂君の、舐め、たいです」

意を決した木川が再びオレに訴えてきた。


まあね、ベッドに押し倒した格好でフェラしたいってウルウルな目で訴えられたらオレとしてもイヤだとは言わないけどさ。

以前は下手そうだし、そんなことする時間があるならさっさと突っ込ませろとは思ってたけど、今はさすがにそこまでがっついてないし・・・


オレが戸惑っていたのはそこじゃない。
あの木川が自発的にこんなこと言いだすはずがないんだ。
絶対誰かの入れ知恵に決まってる。
そう、例えば・・・



「花山?」



びくっと木川の体が震えた。
よし、明日は花山を締める。


「それで?花山に何て言われたわけ?」

隠し事なんかできない木川がおずおずと上目使いでオレを見上げる。
無意識な行為ってのが怖いよな。

「ちゃあんと答えないと、今日もいっぱい泣かせて立てないようにしちゃうけど?」

わざと耳元で囁いて脅すと、木川の目が潤む。
期待されちゃったかな。
くすくすと笑って木川の頭を撫でる。

「でも絶対にイカさないように縛っちゃうけどね」

オシオキにならないから言葉をつけたすと、さすがにそれは嫌だったのかギュウッと眉を寄せた。

「い、いつも、僕の方が先にへばっちゃって、二階堂君が満足できてるかわかんないって、相談したら・・・じゃあ、口でしたらってアドバイスもらって」


何故か木川は花山に性の相談をしてることが多いけど、そんなアドバイスまでもらってたとはな。


「オレが毎回どれだけ木川の中に出してるかわかって言ってる?」
「しっ・・てる、けど・・でも、僕、最後の方はわけわかんなくなっちゃって・・・」
「気持ちいいんだよね。オレはそれ見て毎回満足してるんだけど」

耳に息を吹き込むように話せば、ゾクゾクと体を震わせた木川が息を乱し始める。
これだけ感度よくて、イキっぱなしになって必死でオレにしがみついてくる木川に何度も満足させてもらってるのに、まだ伝わってなかったか。

「オレが満足できるまで、それを木川がわかるまでハメ倒していいんだ?」
「あ・・そ、その・・・」

あからさまな言葉で言えば今度は尻込みする。
そうなると今度は追い込みたくなってしまう。
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