ツキウタ。短編

□びーすとますたー(海夢)
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暦はキスが好きなようだが苦手でもあるようだ

触れる程度なら何度でもする
座っている時みたいに届く状態なら自分からキスをしにくらいに
しかし、少しでも長くすればすぐに息絶えたえだ

舌を入れ、絡ませ、歯をなぞらえるなんてすれば寄りかかって動きが停止する
俺は息をしやすいように呼吸する隙を作るがこの娘は不器用だった

結局、解放すると倒れてくるのだった

これでよく誘惑しようとしたものだと感心する

しかし、感心せずに今日のところはやってみようと思う
それは実は暦も望んでいると言うのは始が言うのだから間違いないのだろう

いつもより深くキスをした後、ぼーっとしている暦を抱えてベッドに行く
そのまま下ろして暦を組敷く
首筋を少し舐めてみるとびくり、と反応した
それが可愛くて続けてみると小さな喘ぎを漏らす
服を脱がせようと思ったが既に疲れているようで苦笑する
きっと最後まではできないだろうと予想をつけるとあとはそれを前提にすればいい
服をすべて脱がせるとほんの少し頬を赤らめ見つめてくる
出来ればもう少し恥じらいの表情が見たかったけれど、人と関わることが少なかったこの少女は性の概念が薄い
それが心配なところではある
しかし胸に触れれば何かする前からぎゅっと目を瞑る
軽く揉むと控えめにに肩がぴくぴくと動く
胸の先を軽く舐める、吸う

「あ....や、」

短く聞こえる悲鳴にも似た声が普段の子供っぽさや可愛らしさのままだがそれはそれで興奮する

「わ、たしも..海さんの、なめ、、ます..」

暦がいきなりそんなことを言い出し何をするつもりかと思えば、逆になるという
つまり暦が上になる
何をするつもりかわからないが、最悪すぐに逆転できることを思えば少し自由にさせてみた
しかし、行動は予想外で、てっきり俺の真似をしたがる妹の習性みたいなものかと思っていたらズボンのチャックを下ろしズボンと下着を無理やり下に下ろして舐めたのだった

あまりに予想外で驚いたなぜ、これを知っているのか
俺の知る暦に男のものを舐めるなんて、こんな知識があるはずはない
いや、俺が子供扱いしてわかっていないだけで本当はあったのか....

しかし、暦の舐め方で何となく分かった
アイスを舐めるようにぴちゃぴちゃと舐める、そして咥えない
どこで知識を得たらこの状態になるのか
少なくともエロ本やAVなら視覚で情報を得るため咥えることをするだろう
つまり、文章か口頭
始..はないだろうから隼あたりだろうか

「暦、それを口に咥えてくれないか」

暦は分からなかったのか、躊躇ったのか、少し間を開けたけれど口に咥えた
そして何故か咥える時だけ勢いよく
咥えたあとは舌先でチロチロと舐める

そこでようやく気づく
あいつらは暦にきっかけや出だしを教えるだけ教えて中身は何も教えていないことに
純粋さを守るために望ましいーその純粋を汚しているのは現在進行形で俺なわけだがーし、いろいろ教えるのが好きな俺としても都合はいい

「もっと奥まで咥えてくれないか?」

そう聞くと暦は少し間を開けてから首を小さく横に振った

「ほう、はひりはへう」

なんて言ったかわかりづらいが首を振ったのから考えると、もう入らないということか
俺が思ってるより口の中は小さいのか

暦の手を陰茎に誘導しさすらせた
テクニックがなく、経験が無い、もとよりこれを見るのが父親を除けば初めてであるはずの暦が下手なのは仕方ない
寧ろ、上手くなくて良かったとすら思う
この処女らしさ、それにどうにも妹感が抜けない暦にさせてる背徳感だけで俺は既に満足してしまってる
フェラはまたこの次に、もう少し慣れてから教えてもいいかもしれない

「もう口から出していいぞ」

そう言うと暦は上目遣いで、俺を黙ってみている
何かを判断しかねているようだ

「頑張ったな..次は俺が手本を見せてやる」

暦は不思議そうな表情だったが納得したようで口から離した

体を反転させ、暦が下に来るようにする
そして俺は暦に足を開かせる
ここを誰かに見せるのは初めてだろうと思うと何故か優越感
とりあえず、味見をするように舐めてみた

するとびくり、と暦が震えた
様子を見つつそのままペロペロとそこをなめる

「あ、や....ん、はぁ」

体を震わせながら名前が小さな喘ぎ声を出す
今までで一番感度がいい
弱点はここなのだろう
他のところも感じるようにしていくつもりだが、今はここをメインにするしかない
舌で秘穴の中を舐めてみようと試みる
もちろん、大して届きはしないが、それでも暦は十分らしい
透明の蜜が溢れてくる

それなりの量が出たら口を離した

「指、入れるぞ」

「どこに?」

なんか、AVみたいなやりとりだな
普通と逆だがな
素で聞いてるんだが、図らずして言葉攻めみたいだ

「暦のここ」

軽く指でつついてやるときょとんとしてる
全然わかっていないらしい

「ここから指を入れないと先に進めないから入れるぞ、痛かったらいえ」

頷くのを確認すると指を入れた
舌でとかした程度じゃ全然解れておらず、指一本ですら入れるのが大変だ
時間をかけて根元まで入れていく

するとその一本で中をできるだけ広げていく
そして二本目

暦の表情はキツそうだが、そこまで痛がっている様子はあまりない

空いてる親指で秘豆を弄ってみた
ここもびくりと跳ねた
その様子をもっと見たくて中を指で広げつつも秘豆を弄るってみる

「あ、いや、や..ダメっ、やだ」

ここに来て急に拒絶の言葉
激しくしすぎて痛かったのだろうか、もしくは爪でも当たったのか..

「悪い、痛かったか?」

そう聞くと暦は泣きながら首を横に振る

「じゃあ、どうした....?」

暦は恥ずかしそうな表情を浮かべた

「....でそう」

主語がないため分かりにくいが、言われて気づいた
何も知らないこの少女はイくという感覚もわからないのだろう
それを尿意と勘違いしているようだ
別に本当に尿でがでても構わないけど

「そのまま出していいぞ」

暦はふるふると首を横に振る

「大丈夫だ、俺を信じろって..」

その言葉に暦が頷いたのを確認すると秘豆をさっきより強くいじる

すると暦は悲鳴のような声を上げていった
愛液がとろとろとこぼれてきた

「どうだった....?」

暦が寝てる横に寝転がり、聞いたが息絶えたえだった
背中をさすると涙で濡れた目で俺を見た

暦はこくりと頷いた

「次はお前に口でのやり方を覚えてもらうからな」

そう言って笑ってなでると安心したような表情を浮かべて頷いた

疲れきったようでそのまま眠ってしまった
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