ツキウタ。短編

□素直な彼女(新夢)
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書きたいことを書きたいまま
ただやってるだけとも言える







重い荷物という名の大量のノートを持った小柄な少女
と言ってもクラスメイトだが、やはり気になって荷物を持った
どうやら教師から押し付けられたらしい

すると翌日、お礼にと手作りお菓子を持ってきた

それからもその子はお人好しにつけこまれ厄介ごとを抱えている
それを俺は
手伝う、そして手作りお菓子をもらう

手伝うこととお菓子をもらうことは日常となり、それらの相互関係はなくなり、一緒にいることが当たり前となり、そんな彼女と付き合うのは自然なことだった

今日も俺の部屋で暦の手作りクッキーを食べながら仕事の話や学校の話をする

暦はクラスでは目立たないが、優しく女の子らしいためクラスメートでは広い交友関係で自分とは対照的だ
学校の話も自分からは噂を流さないけど、実は何でも知っているかもしれない..特に聞いたりはしないけど

俺は仕事の話をする
始さんや春さん、葵の話をすると憧れなようで目を輝かせて聞くけれど実際に会ってみると俺の後ろに隠れて直視することすらできない..何でも、かっこよすぎて眩しすぎて目に毒だとか..

俺としては複雑だけど、安心していなくもない

一通り、口数が少ないもの同士の話が終わると俺は抱きしめた

「暦」

これだけでまだ照れる
いつまでたってもなれないらしい
あるいはこの先を期待しているからかもしれない

俺はキスをして、手をスカートの中に入れる
いつもは上から順番にするが、今日は順番を変えてみた
パンツは当たり前だけどまだ濡れてない
まだ軽くさするだけだが、体が震えてる
キスで息をできないようにしてるのも原因かもしれないけど
そろそろ限界かと思って唇を離した
すると肺に思い切り空気を入れるために胸が上下した
暦は表情を隠すように俯く
それを見て、少し考えた

まずスカートから手を引いて暦ベッドに誘導して押し倒す
すると俯いても顔を隠しにくくなる

次に今度はスカートをめくりあげる
暦はまだ顔を隠そうと横を向くけど正面を向かせてキスをする

そして今度はシャツをまくりあげブラを半端にずらす
息がきつくなった状態で唇を離す

息苦しさで潤んだ瞳と半端に脱がされた状態が無理やりされたみたいだ
いつもとは違うものを感じるが本人はそんなこと全く気づいていないのだろう

「あらた..くん..?」

見とれていると何にもしないことに不思議そうに、それでいて熱っぽい瞳で見つめられる

真っ赤な顔で恥ずかしがるのにこうやって俺を誘う
俺はその誘いにのり、クロッチをずらし、指を入れる
とぷぷ..と音を立てて入れ人差し指が入ると中で回す

「ん..っう...」

シーツを握って必死に声を抑える
目を固く瞑り、恥ずかしそうに身をよじる
「暦の声、聞きたい」

そんなふうに言えばどんなに恥ずかしかろうと声を抑えるのをやめようとする
この少女は何処までも優しく他人に甘い
もし、玩具を入れたいといえば恥ずかしがりながらも拒否はしないだろうし、目隠しでもコスプレでも真っ赤な顔で受け入れる
それがどんなに俺を不安にさせるかを彼女は知らない

「はぁっあ、あん..」

指一本できつく、経験そのものが浅くまだまだ開拓されていない暦だが最初の頃よりは感じるらしく甘い声を出す

こんなに従順な少女は隼さんのような怪しげな人物から薬をもらっても飲めと言えば恐らく飲むだろう

少し中が広がると俺は指を増やした
そして水音を立ててさらに広げていく

自分の勝手な想像で嫉妬してしまうなんてらしくない

暦の中にきついながらも3本目が入る
この光景もいいものだ

「暦、俺のこと好き?」

「?....好きだよ」

不思議そうな顔をされたが、笑ってそう言ってくれた
急に入れたくなり、俺はズボンのチャックを開けて素早くゴムをつけすぐにいれる体制になる

「俺も」

そう言うと恥ずかしそうに、しかし幸せそうな顔を浮かべた

そのまま中に入れていく
シーツをきつく握ってる暦の手を無理やり取り俺の背中にしがみつかせる
痛みに耐えるために力いっぱい抱きつかれる
その力は強いもののやっぱり女子で、痛くないこともないというレベルだ
でも、暦はかなり痛い思いをしているんだろうなと思う
そう思うと手に込められている力もなんだか痛く感じる

俺はその痛みが軽減するようにと暦にキスをした
すると暦の力みが緩和されたのを感じる
この技は姉貴からの乙女系のストックの一種であることはもちろん言わない
どんな作品を読んでいるかももちろん言わない

ゆっくりと、しかし確実に中に入れていく
時間をかけて、ようやく中に全て入った
口を離して暦をみると既にぐったりしている
もともと体力はないようで、初めての時からずっとこうだ
それでも頬をなでると気持ちよさそうに笑うのだから困ったものだ

「動くぞ」

暦はこくりと頷く
ゆっくりと、動かしていく

動く度に暦も声を上げる
様子を見ながら徐々に動きを早めていく

「あっあ、あっうん、はっあ、」

「暦..」

呼んでみたが喘ぐばかりで返事は帰ってこない
仕方ない
限界が近づいた俺は一気に動いた

「....好きだ..」

暦が先にイッて、中が締まり俺もあとを追うように出した

引き抜いて、暦の横に寝転がる
息を整えるので精一杯で何も言えないできないという状況なようだ

「あ、らた....くん」

ぎりぎり聞こえる程度の声というよりは音のようなもの
それでも俺にはわかった

「....好き、」

さっきの言葉への返事のつもりなのだろう
自分で精一杯だろうに俺のことばかり考える暦に俺はもう一度跨った

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