長編 第一章
□お昼ごはん
1ページ/5ページ
キーンコーンカーンコーン
ああ、チャイムを聞くのは何年ぶりだろう。
懐かしい、この響き。
ぼーっとしていると
肩を叩かれた。
「明日香ちゃん!お昼ごはん食べよう!」
優しく声をかけてくれたのはクラスの女の子たち。
2時間目が移動教室で、
この子たちが優しく声をかけてくれて
なんとかぼっちを切り抜けたのです。
いやぁ、天使だね君たち。
私は財布を持ってその子たちについていった。
向かったのは食堂。
すっごい大きい。
私が言ってたた大学よりもうんと綺麗。
ご飯は今日のおすすめらしいハンバーグにしたよ。うふふ。
席について改めて一緒にいる子達をみる。
みんな、かわいい。