短編Story

□お兄ちゃん 凛×一磨
1ページ/6ページ







何よ。







大人のお姉さんにデレちゃって。






やっぱり、凛みたいなお子ちゃまのことなんか。






小学生と中学生の壁は厚いな






−−−−−−−−






いつだってそう。
凛たち小学生組は走り回ったりして遊んでても、






一磨くんたち中学生組は恋愛話とか、男同士の話、とかで盛り上がってる。






凛だって、早く中学生なりたいよ。






「はあ〜…」






あや「…凛がため息なんて珍しいね」





「凛だって悩むことはあるよ」






あや「ま、どうせ一磨のことでしょうけど」





「わかる?」





あや「うんうん。」





「…あやのはさ、聖夜といてさ、小学生と中学生の壁感じたりしない?」





あや「は!///なんであやのが聖夜との壁なんか!」





「好きなくせに」





あや「好きじゃないから!





てか、壁ってなにさ。」





「んー、なーんかね…最近感じるようになったの…」





あや「ふーん」





「…凛たちには付いていけない大人の世界っていうか」





あや「そんなこと考えたことないよ。だってたったの二歳じゃん」





「…そーの、二歳が大きいんだってば」





あや「そんな考えすぎなくていいじゃん?一磨は凛のこと妹のように接してるんだから」、





「…それ!!」





あや「は?」





「…凛は妹じゃやだもん…」





一「りーん!どーした?」





「…べーつに。」





一「何だよー(笑)」





そう言いながら、凛の頭を撫でた
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ