短編Story

□お兄ちゃん 凛×一磨
3ページ/6ページ







凛side







あれ?目の前には赤黒ストライプの衣装が。





一「凛はかわいーな。」





「また子供扱い!」





一「凛はそのままでいいんだぞ」





「…なん、で?」





一「うーん。甘えられたい」





え?





一「今だけは凛に甘えられたいからさ。





こうやって今だけだろ?俺に甘えてくれるの。」





一磨くん、、





一「俺は凛のお兄ちゃんだからな」





ニコッと笑った一磨くん。





そっか。





そうだ。





「一磨くんっ!」





ギュッと一磨くんに飛びついた。





一「うわ!」





よろけながらもちゃんと支えてくれる一磨くん。





「凛、一磨くん大好き」





一「…////」





あれ?照れてくれた?





凛でも、一磨くんのこと
照れさせることできるんだ!





そう思うと嬉しくなってきて





「…ね!一磨くんは凛のこと好き?」





一「は、い?!」





「だから、好き?」





一「…えーっと…///」





答えてくれるまで
ずっと聞くもん!





「ねーえ。」





一「…きだよ」





「ええー。聞こえなーい」





一「…す、きだよ///」





「凛もーっ!!!」





凛ね、やっぱり大人になんかならない。





だってね、こうやって甘えられるのだって、飛びつけるのだって





凛にしかできないこと。





小さな凛でも一磨くんのこと照れさせることできるんだもん。





だから、凛はこのまま。





今だけの凛の特権だから。





もう少し大人なったら、いつかは一磨くんだけの女の子になる。





だから、それまで、





それまでは妹のままでいる。





「一磨くん、だあいすき」





一「…あり、がと…///」





END
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ