短編Story

□お兄ちゃん 凛×一磨
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一磨side







俺がいつものように凛の頭を撫でると。






凛「…はあ…」





凛は俺の顔を見ながらため息をついた。





「…ど、どしたんだよ。」





凛「べーつに…」





「…なんか怒ってるのか?」





凛「べーつに」





ムスッとした顔で「べーつに」とばかり答える凛。





羅「りーん。どうしたのよ?」





すると、気になったのか羅夢もきた。





「…なんか怒ってるっていうか」





凛「怒ってないもん。」





羅「一磨なんかしたの〜?」





「…なんで!俺!?」





羅「凛が悩むのっていったら一磨のことしかないでしょ(笑)」





「んだよそれ(笑)」





凛「あ!それ!」





羅「急にどうしたの?」





凛「やっぱり…」





いきなり叫んだと思ったら、





急にシュンとしてしまった。





凛「ねえ…一磨くん…」





「…ん?」





凛「凛ね、一磨くんのこと大好きなの」





「ぶほっ」





いきなり…?!





凛「だからね、一磨くんは大人の女性にしか興味ないのかなー?って思っちゃって、





凛のことなんか妹としか見てないんじゃないのかな?って。





やっぱり凛と一磨くんは、小学生と中学生だから?」





「…ふはは」





凛「わ、笑っちゃだめ」





「凛はかわいーな。」





凛「はあ?!」





ギュ





凛「や、か…一磨くん」
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