なないろ

□第6話
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〜レッドside〜



in ニビシティ





ニビシティで新しい仲間に出会った!はずなんだけど‥








レ「ピ、ピカチュウ〜、仲良くしようぜ?な?」







「‥」






バリバリっ







レ「!?いぃぃぃでで!!!」



ピカチュウの電撃がヒットする。





レ「かっかわいくねーー!」









‥なかなか仲良くなれない。





ていうかむしろ嫌われてないか?








レ「ハァー‥。」





ピカチュウを一旦ボールに戻す








レ「‥こんなの2人に見られたら絶対に笑われるぜ」









グリーンとサクラ‥今どこらへんなんだろ‥









‥サクラ。







レ「オーキド博士にはあぁいってたけど‥。」






本当は自分だって、新しいポケモンほしかったはずだ。







レ「‥いつも、そうだ。」






サクラは、優しい。





優しいからこそ相手に迷惑をかけないよう、たまに自分の感情を押し殺して笑顔を繕って大丈夫だという。








‥ほんとうは大丈夫なんかじゃないくせに。









‥小さい頃からずっと、一緒にいたんだぞ






お前の反応に気付かないわけないだろー‥。









レ「‥絶対、取り戻してやるからな‥!」









もうあんな顔してほしくない。










レ「‥あいつには笑顔が一番似合うんだ。」












そのためには‥





レ「もっともっと、強くならなきゃな‥!」

















?「よぅレッド。」






レ「‥!グリーン!」







グ「こんなとこでなにしてるんだ?」







レ「え、んーあーちょっと考え事!」





なんとなく、グリーンの質問をオレはごまかした。





‥理由なんて、ないけど‥(たぶん)








グ「?そうか。そうだ、レッド。お前もジム戦受けるだろ?」





‥ジム戦?



レ「‥って、なんだ?それ。」





グ「‥!まさかお前、知らないのか。」






レ「え、あぁ。ジム戦ってなんだよ?」











グ「‥ハァー。ジム戦はな、各街にいる強いトレーナーが集まってる施設でそのなかでもジムリーダーっていうやつに勝つと、ジムバッジというものが貰える。そしてそのジムバッジを8つ集めるとポケモンリーグに挑戦できる権利が与えられるんだ。こんなの常識だぜ。」






レ「‥へぇ、し、知らなかった。‥そうなのか。」






グ「‥ポケモンリーグで優勝したものが最強のポケモントレーナーだ。」







レ「‥!!!最強のポケモントレーナー‥。」







オレの、目標‥!!!







グ「‥レッド。負けねぇぜ。」




!!!!






レ「‥オレだって!グリーン!負けないからな!!」







グ「フッ。じゃあとりあえずこれ、受けろ。」



グリーンから一枚の紙切れが渡された。





レ「?なんだこれ?」








グ「‥その場所にいけばこの街のジムリーダー、タケシに挑戦することができる。ただし、最後まで勝ち進めればの話だがな。」






レ「‥!」








グ「ちなみにタケシは岩タイプの使い手だ。まぁ、お前の手持ちなら有利に戦えるだろ。‥じゃあオレは行く。」





なんだかんだ色々教えてくれて、やっぱ幼なじみだよな‥。




ってそんな甘いこといったら怒られると思うけど‥苦笑






‥スタスタ






グリーンが歩き出す








レ「‥あ!グリーン!ありがとな!!!!またな!」













ジム戦か‥!




絶対に勝つ!!!







******



少年は様々な気持ちを持って、夢に挑む
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