愛情表現
□可愛い可愛い・・・
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オレの幼馴染、唐瓜はちっちゃい時からずっと一緒にいる。
少し怒りっぽいけど、面倒見が良くてなんでもできる。
だぁいすきな、オレの恋人。
でも今は仕事に集中して、構ってくれない。
「かぁらうり〜」
「ん?どうし・・・・っていだ?!」
こっちを見ずに返事をする唐瓜がなんだか面白くなくて首筋に噛み付いてみた。
すると、「何すんだ」と叩かれてしまった。でも、唐瓜は何だかんだ言ってこういうのが好きなのだ。
今だって怒ってる割に嬉しそうな顔してるし。
唐瓜はドMだ。
「あー、跡ついてる〜」
「お前が噛むからだろ!」
「怒るなよ、好きでしょ?痛いの」
「!!?」
プンスカ怒る唐瓜の頬にそう言ってキスをすると顔を赤くして、金魚みたいに口をパクパクさせた。
「な、何言ってんだよバカ!!」
「ひでぇー」
「お前もうあっち行けよ」
「ほーい」
どこ行こう・・・。そうだ、鬼灯サマのところに行こ。
「じゃーまた来るね〜」
「お、おー」
唐瓜をチラリと見ると、やっぱり顔がまだ赤かった。
「・・・」
可愛いーな。
ていうか、あんな顔赤くして罵倒しても可愛いだけなのに
「ふふふ」
今日はまた、唐瓜の部屋に遊びに行こうっと。
いっぱい、可愛がってあげよう。