と宝物

□記念リクエスト
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うさうさ様のリクエスト
鼬鮫(裏)


――――



【一生の】


意識を取り戻した鬼鮫は自分が置かれた状況を理解出来なかった。
こんな事は初めてだ。上忍で味方殺しを行っていた現S級犯罪者ともなれば大抵の事態にはすぐに対処できる。片腕を潰されていたとしてもだ。だが今回はあまりにもあり得ない状況なため、鬼鮫の思考は混乱しきっていた。
部屋で寝ていたはずなのに目覚めてみたら、布らしきもので目隠しをされ、両手は後ろで手首を合わせた状態で縛られている。更に…術により嗅覚が封じられ、全裸にされていた。
とにかく、拘束を解こうと手に力を込める。が、力が入らない。
なら、関節を外してすり抜けようとすると、頬に何かが触れた。

「誰で、んん!?」

問おう開いた口からヌルリとしたものが入り込んで来た。それが舌だと分かり、すぐに噛み切ってやろうと頭で思っているのに口内を舐められ、吸われる度に痺れるように気持ち良くて抵抗する気力を削がされてしまった。

「媚薬、ですね…いったい何が目的なんですかァ?」

相手はなにも答えない。もしかして、声を出したら正体が分かる人物なのだろうか?
鬼鮫を捕えるほどの実力者で、鬼鮫を辱めたい程に恨んでいる人物とは…。

「ひっ!?」

胸の突起を強めに摘まれ、思考していた意識が引きずり戻された。摘まれ、扱くように揉まれる。それだけでも肩が小さく跳ねるくらい快感が伝わってくるのに相手はまだ足りないらしく、薬を追加された。滑り気のある薬を塗られた突起は熱をもち、触っていないのに緩慢な刺激を与えてくる。敏感になっているそこを指の腹で柔らかく押され、鬼鮫は堪らず小さな喘ぎをもらしてしまった。恥ずかしさで顔を赤く染め、歯を食い縛る。
その時、クスッと笑った気配を感じた。どこかで聞いた事があるような…?深く考えようとするがその度に突起を弄られて出来ない。もう胸だけで達してしまいそうになるのを堪えるので精一杯だ。そんな鬼鮫を追い込むように相手が性器にに触れた。
突起の刺激により溢れた先走りの液体を性器全体に塗りたくりながら扱かれる。堪らず逃れようと体をひねると、先端を甘噛みされた。ひっ、と声にならない悲鳴が漏れる。
なんでこんな目にあわなきゃならないんだ。鬼鮫は泣きたくなった。慰めるように相手が太ももを撫でてくる。それすらも快感を拾い上げてしまうのが憎たらしいと意識がいくと、違和感を感じた。撫でてくる右手の指に異物感がある。冷たいそれをこの指の位置につけており鬼鮫より実力がある者はただ一人。

「イタチさん…?」

撫でていた手が止まった。

「指輪、付けたままですよ」

返事はない。鬼鮫は続けた。

「違うんですかァ?…イタチさんなら安心出来たんですがねェ」

良心につけこみ、行為を止めてもらうために言った言葉だったが…逆効果だった。

足を開かされ、秘部に指をねじ込まれた。指に薬を大量につけていたおかげで痛みはなかったが異物感はすざましい。
「っう…!な、なんでこんなことをするんですか」

返事をせずに中を割り広げるよに弄られる。すると異物感しかなかった中から感じた事の無い感覚が込み上げてきた。

「な、止め、イタチさん中嫌です!こんな、こんなの止めて下さっい!」

首を振って嫌がると、指の動きが激しくなった。このままでは後ろだけで達してしまう。とうとう鬼鮫の目には涙が浮かんでいた。
あと少しで達してしまう、ギリギリのタイミングで指が引き抜かれた。安心して力が抜ける。と、同時に指とは比べものにならない、質量と熱を持ったモノがゆっくりと入り込んできた。

中を犯されてる。

鬼鮫は本格的に泣き出してしまった。目隠しの布が濡れて気持ち悪い。

「…………鬼鮫」

イタチの声とともに異物感が抜けて、目隠しが外された。

「安心と言ったのは嘘で、本当は嫌で堪らないんだろ?」

イタチは鬼鮫の頬を包み込み撫でる。

「当たり前でしょう?」

睨み付けるとイタチはニヤリと、歪んだ笑みを浮かべた。
その笑みを見て鬼鮫が狼狽える。イタチはクスクスと笑い、耳元に顔を近付けて言った。

「俺はな…好きな相手が嫌がるのを無理やり犯すのが大好きなんだ」

「え?……え?」

「安心しろ、痛い事はしない。恥ずかしい事はいっぱいするけどな」

その言葉に背筋でゾクリと熱が泡だつのを感じた。それは恐怖と期待。

「…月読!」

圧縮された時間の中で鬼鮫は

何度も
   
       何度も
    何度も
         何度も

犯さ

   て


壊れた。




「ほら、鬼鮫…自分でおねだりしてみろ」

四つんばいで腰を高くあげた鬼鮫は焦点の定まらない目をイタチに向ける。

「イタチさんのアツイので、いっぱいオカしてグチャグチャにして下さイ」

「いい子だ、鬼鮫…」

写輪眼で作り上げた異空間で誰にも邪魔されずに一生可愛がってやるからな。



END


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